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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201薪木の月28日(日) イヴァルステッド




昨日はとんだ晩だったが、目覚めてみるとすこぶる清々しい曇り空だった。
他種族には望ましい天気でないかもしれないが、アルゴニアンにはむしろこの程度の湿り気はありがたい。



今日はウィンドヘルムへ赴き、スカイリム最強の傭兵を再度雇うつもりだ。
リディア達にはホワイトランへ帰ってもらうことにした。なにしろ、私は道を使わずにウィンドヘルムへ行くつもりだったのだ。



川も我々にとっては立派な交通路だ。船などなくともスイスイ行ける。
昨日のダークウォーター川下りで、すっかり野生が戻ってしまった。若者のようにウキウキと心が弾み、水の誘惑に勝てなくなっている。



スカイリムの水ゆえにかなり冷たいが、寒風の中道をよちよち歩くよりはるかに楽しい。
この川は街道と並行して海まで走っているので、何も考えず下るだけだ。



街道を歩いていたら様々な困難に遭遇していたことだろう。
こちらを狙う凶暴なサーベルキャットも、水の中までは追ってこない。こちらはそんな奴らの鼻先で、川魚などを捕まえながら悠々進む。あまりにしつこく見ているようなら、しばらく水の中に潜り、うんと下流まで潜水すればいいだけのこと。アルゴニアンならではの楽しみだ。



心配していたスローターフィッシュは、この川にはいないようだ。
安全な川下りを楽しんでいると、思っていたより早くウィンドヘルムの橋が前方に見えてきた。



水から上がると、鱗が凍りつくような寒さだ。
濡れたマントを絞りつつ、私は足早にキャンドルハースホールの扉をたたいた。



ステンヴァールは相変わらず宿のいつもの場所で、宿泊客に不審者がいないかにらみを利かせていた。
私が声をかけると、早速のセールストークである。彼からすれば私は同業者というより、まだお客さんなのだ。



熟練の傭兵には、今回もいろいろ付き合ってもらうとしよう。あちこち寄る予定なのだが、最終的にはホワイトランでとある新米傭兵候補を見立ててもらうつもりだ。
まずはイヴァルステッドへ行き、ハイフロスガーに竜の骨を納め、キナレスの加護を得るとしよう。獰猛な野生動物だらけのスカイリムでは、旅人の必須加護ではなかろうか。



さて、ステンヴァールを伴って街道をとことこ歩いていると、どこかで見た人影を発見した。
彼らは確か、リフテンへ向かう道中に一度あった酔っ払い御一行だ。



連中は今回も泥酔状態だった。以前はこの状態で山賊砦の近くを通り、犬をけしかけられて二人ほど死んだ記憶がある。
生き残りは新しい飲み仲間を見つけたようだが、今回も色々と不安だ。私は千鳥足でどこかへ帰ろうとする彼らの後を見守った。



街道は危険だ。
突如草むらから現れたコンジュラーに、酔っ払いたちはなんの警告も忠告もなしに襲い掛かられた。
ステンヴァールと私もすぐに加勢に入る。



もし私達が彼らに雇われた身であれば、雇用主を守れなかった失態は高くつく。
が、今回は仕方がないだろう。もう二度と酔っぱらって無防備に街道を歩くなと戒めたいところだが……、ああいう状態になってしまったら無理か。
本当に学習をしない連中だ。



ダークウォーター・クロッシング付近まで戻り、山道を探して登っていく。
登山口に到着しないうちに、日が傾きだしていた。



まだ慣れない道だが、ステンヴァールの助けを得てようやく山道を示す積み石塚を見つける。
この分だと、イヴァルステッド到着は深夜近くになりそうだ。



暮れゆく山の林は、なかなか雰囲気がある。化け物たちが活動を始める時間帯だ。
もっとも幸いにして、スプリガン一体に遭遇しただけですんだ。



スプリガンを倒して以降はひたすら日没との競争だ。視界が悪くなる前に、イヴァルステッドを流れる川近くまでたどり着きたい。ステンヴァールも、こんなところで転んだら骨が折れると文句たらたらである。



しかし願いもむなしく、一山越える直前最後の光が岩の向こうで輝いた。



山影には一足早く夜が来る。太陽は後光のみを残して山の向こうへ消えてしまった。
我々は真っ暗になった山道を、松明一本の明かりで進むしかなかった。



真っ暗な山の中で川の流れる音を聞き、その向こうに村の明かりが見えたときの安心感は簡単には言い表せない。こればかりはいくら旅に慣れようとも変わらないだろう。
ステンヴァール曰く、旅慣れた旅人は、暗くなる前に宿に着けるようきちんと計画を立てるものだそうだが。彼にはハチミツ酒をやって、今日の苦労をねぎらっておいた。



そして私の夕食は、ジャガイモとエールだ。山賊達から奪ったイモはまだ私の荷物の大部分を占めていて、このメニューは当分続きそうである。イモに飽きる前に、なにか対策を考えるのがよさそうだ。

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コメント

1. 無題

ロアフレンドリーに練られたリプレイがとても心地よく、続きが楽しみです。
また、CKやスクリプトについて詳しい記事の数々がmodを製作するうえで大変大きな助けになっています。
一言お礼を伝えたくコメントを残していきます。ありがとうございます。
新年でのさらなるご健勝をお祈りしております。
May the Hist guide you.

Re:無題

Yomogiuさん、あけましておめでとうございます。
CKの記事も読んでくださってるんですね。ありがとうございます。
スカイリムのMod作成を始めてそろそろ4年経ちます。これまでほとんどNPCのAI Packageばかり弄ってきましたが、最近は家の改装に手を出し始めたのでそれについてもまた少し記事にまとめてみたいなと思っています。
今年も当ブログをよろしくお願いします。
それにしてもTES6を待ち続けて幾星霜。まだ当分続編はなさそうですね。首がエルダースクロール並みに伸びっぱなしです。

Author

UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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