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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

SLPackages【カスタムAI Packageテンプレート集】

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SLPackages【カスタムAI Packageテンプレート集】

【SLPackages】(2015/01/05 updated!)

フォロワー用NPCや旅人によさそうなカスタムAI Packageテンプレート集です。テンプレートのIDは全て、「SL00(ゼロ二つ)」から始まっています。


これまでいくつかのカスタムAI Packageをブログ内で(飽きもせず)書き連ねてきましたが、Procedure Treeは設定項目が非常に多く少しでも複雑なものをつくろうものなら、記事内で説明できる代物ではなくなってしまいます。加えて本当にそれで動くかどうか、他の方も確認できなければまったく意味がありません。
そういうわけで、現物を用意しました。カスタムAIに興味をお持ちの方は見てやってくださいませ。
もちろん、他人の作ったテンプレートほど使いにくいものはありませんし、これらもあくまで作成例のひとつに過ぎません。Script同様、工夫次第でもっと軽快で賢く動けるAIを作ることも可能です。NPCの性格にあったAIが作れたときは、本当に楽しいものです。

これらのテンプレートやその他のPackageを使って目一杯遊んでみたのが、こちらのNPC追加Modになります。むしろこのModから汎用性の高いテンプレートを引っこ抜いてきました。IDが同じなので、使用の際はかならずテンプレのリネームを行ってください。
上記Mod中にてフォロワー用カスタムAIも作っています。フォロワー用AIは、「SL00SLF」というQuest(Priority:99)で実装しました。フォロワー拡張Modとの競合という問題もありますが、自作フォロワーに独自の行動をさせることができます。

ダウンロード(Mediafire)  -Version 1.1-
必須環境:特になし(Skyrim 1.9.32)

更新履歴
Version1.1(2015/01/05)
大変申し訳ありません。ヒーラー用Packageにミスがあったため取り急ぎ更新を行いました。
  • 戦闘用Package「SL00SLFCombatOverrideTemplateHealer」の修正。ヒーラーの回復魔法スキルが60以上のとき、プレイヤーに「治癒の手」をデュアルキャストするよう修正しました。
Version1.0(2015/01/03)
リリース


■各テンプレートの説明
【このファイルの使い方】
各テンプレートは動作確認しましたが、ミスが残っていたり、こちらの想定外の状況に対するカバーができてなかったりがあると思います。個人で楽しんだり、ProcedureTree作成の参考にする程度であれば特に問題はないかもしれませんが、自作Modに組み込んで配布される際は入念な動作確認をお願いします。なにかおかしなところがあれば教えていただけると助かります。

テンプレ集のデータはご自身のModに組み込んでお使いください。CKでModを編集するとき、自作ModをActive Fileに設定し、「SLPackages.esp」にもチェックを入れて一緒に読み込みます。
読み込んだら使いたいテンプレートを複製、Editor IDを独自のものにリネーム。セーブして自作Modを再度読み込んでください(今度は「SLPackages.esp」を読み込まないようチェックをはずします)。テンプレ集のデータは読み込まれず複製したテンプレのみが残ります。

CKはespファイルをマスターとして登録できませんので、テンプレ集から別のテンプレを使いたくなったらその都度「SLPackages.esp」を一緒に読み込んで上記手順を繰り返してください。自作Modが仕上がったら、念のためマスターに「SLPackages.esp」が残っていないことを確認してください。
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コメント

1. SLPackages、大活躍です!

UNIさん、ご無沙汰しております!ファル粕です。
最近も専ら、時間を見つけてはAIと格闘しつつ、アシスのmod製作をしております。
戦闘のPackageが安定してきたので、アシスの部下となる新人を2名作成して、「SLPackage」を搭載して日常生活の挙動を確認しています。

素晴らしいTempleteがたくさんあって驚いております。バニラのTempleteを元に作成すると、AIPackageの初心者にとって満足する行動をとらせるまでには、非常に多くの知識やコツがいると思いますが、UNIさんのTempleteによってフォロワーの複雑な行動を組み立てる効率が、かなりアップしました。特にAllDay系のPackageは複数のロケーションを指定可能で、朝昼晩の行動を簡単に設定できるところがとても使いやすかったです!!自分が以前に作ったものは、3つのPackageに分かれてしまっていましたが…1つですべて設定でき、非常にコンパクトにまとめられました!私は戦闘用のPackageばかりに凝っていたので…日常用のPackageの作り方に関しては、まだまだ
未熟で勉強が必要なのですが、フォロワー達が自分の想像以上の動きをしてくれたので…かなり嬉しかったです(^^)/

同胞団の方でも…就寝させるための場所やベッドの所有権の問題が出てきました。SLFのドヴァキンさんを見習って、他Questで用いられているMarkerを使用することで、改変の影響を最小限にしつつ、新人の寝室で眠らせることができましたが、夜に時間帯が被ってしまうと、ジョルバスクルを拠点としているNPCたち同士で寝床が込み合うため(複数のフォロワーmodを入れてあるとジョルバスクルが満員に。汗)、新人たちはバニラの既存のメンバーとAIPackageの昼夜を逆転させて「RestMercenary」のように!夜間に行動をして昼間に睡眠をとってもらうスケジュールを組みました。AllDayTempleteの朝と就寝のSleepの許可と、BranchのFlag設定を反対にすると、イイ感じに皆が居場所を確保できました!!

ドヴァキンさんの早朝シャウトの記事で教えていただいたことを元に、「訓練Package」も製作を再開しています。UseMagicやShoutのProcedureの知識が増えたため、以前に作ったものよりも、訓練の仕方を個性的にする工夫ができるようになったので…なかなか面白いものになってきました。

もう一つ、最近凝っていることがあります。「複数のMagicEffectを同梱したSpell」の作成です。ヴァーニスさんの「アーケイのサークル」のように、プラス効果とマイナス効果を同時に持つSpellを自分も作ってみました。最初は回復してるのにも関わらず、敵対してしまって…こういったSpellの実装はとても難しいのだなぁ…と実感しました。一か八かMagicEffectとSpellの両方に「IsHostileToActor」をそれぞれ設定したところ、誤爆しても敵対のフラグが起きなくなりました。相反する効果が同居しているSpellは、すごく面白いアイディアだと思います。何より作ったSpellの効果が、ある条件の時にだけ現れる様子を見るのが、とても楽しいです!

それから、「VanillaFollowersAI」が今月アップデートされていましたね!!早速、動画も拝見しました。(暗殺者…カッコいい!!)
これまでのスカイリムにはひっそりとプレイヤーの背後から忍び寄って来たり、誰かを狙ったりするAIを持つ者が存在しなかったので(メルセルとウィンデリウスは特例ですが…)、フォロワーとして味方になってくれると頼もしいし、UNIさんのmodに刺激を受けた世界のmodderの方々が、敵追加modに「暗殺者AI」を搭載し始めたら!?と考えると……ワクワクします。

実は私も刺激を受けている一人で…最近製作している「同胞団の新メンバー」の一人には、対暗殺者用の「索敵者」のカスタムAIを搭載しております。(上手く機能しているかどうかは、まだ分からないのですが…今月中には一通り完成させる目標を立てています。)

ジェナッサさんは「必殺技」を!フヨトラもカスタムAIを持っているんですね~!導入したばかりなので、それぞれのキャラクターがどんな動きを見せてくれるか、フォロワー観察を始めようと思います。

Re:SLPackages、大活躍です!

ファル粕さん、こんにちは!
ブログを拝見してアシスの成長に驚いてます。しかも直属の部下まで持つ身になるとは! このままだと次期導き手になってしまいそう。
新人さんの登場を楽しみにしています。しかし人が増えるとあの地下室は意外と狭いのでは?

SLPackage、活用していただけてるようでよかったです。
AllDay系は私自身もよく使ってます。一人のNPCに使うPackageはなるべく数が少ないほうが見直しも楽になりますし。むしろ手を抜きたいがために作ったPackageテンプレです(^^;
魔法の自作もやりはじめると結構楽しいですね。そういえば私も純粋な回復マントの魔法を一番最初に作ったとき、やはり味方から敵対されるという現象に見舞われました。マント系魔法って、連続ヒットしてるんですね……。2秒としないうちにフォロワー全員を敵に回してしまいました; 手当たり次第に修正を繰り返していたらよく分からないうちに直ったのですが、Magic Effectは色々な項目があってまだまだ設定に四苦八苦してます。

暗殺AIを持った敵、いたらスカイリムでの旅がよりいっそう緊張感増しますね! 吸血鬼の隠れ家とかでいつのまにか背後にそういう敵が迫っていたら、かなり怖いかもしれません。暗殺者の敵がいれば、対暗殺者用のAIを持ったフォロワーの存在も必要不可欠になりそうです。
バニラの敵暗殺者だと街道沿いで待ち伏せている闇の一党くらいしかいないかも。プレイヤーから見れば草陰でバレバレな隠密姿勢をとっているだけなのがなんとも悲しいですが。
「Better Assassins」というModを使わせてもらうと、暗殺者が透明化した状態で襲い掛かってきてくれるので、かなりびっくりします。こちらのアイデアをベースに、暗殺用AIを組み合わせてみると面白いような気がしてきました。あとで少し試してみようと思います。

2. はじめまして!

UNI様はじめまして!私はTEVOsaruと申します。昨年末にこの記事とブログの存在を知り、CKいじりの面白さに今更ながらに目覚め、日々CKと格闘してる毎日を送っています。
特にAIパッケージ関連の記事は他に詳しく載っている日本語ブログが少ないこともあり、大変参考にさせてもらっています。
ブログの記事を参考にして、ずっと二刀流で突っ込むだけで物足りないと思っていたうちのアサシンフォロワーに、透明化を使わせる事が出来た時は軽く鳥肌が立つほど嬉しかったです。
そんなこんなでちょこちょこ作ってきた初のMODが一応人様に出せそうなレベルまで持ってこれたのでNEXUSでのUPを考えているのですが、このAIテンプレートや他記事の内容をガッツリ参考にさせていただいているので(変身魔法のスクリプトとか、ガエアちゃんの養子化とか、あげるとキリがないです)使用の許可を頂きたくコメントさせていただきました。お忙しいとは思いますがコメント欄か、メールでお返事いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

Re:はじめまして!

TESVOsaruさん、はじめまして。
SLPackageのテンプレートやこのブログで公開しているものはどうぞ自由に使用、活用してくださいませ。よろしくお願いします~!

自分の作ったフォロワーがAIで生き生き行動しはじめてくれると嬉しいですよね! Procedure Treeが複雑になるほど制御が難しくなりますがさらに色々行動できるようにもなるので、私もずっとAIいじっててまだ全然飽きてません(^^;

3. お返事ありがとうございます!

ありがたく使わせて頂きたいとおもいます。
これからも記事の更新楽しみにしてます。

ついでに一つ質問をさせていただきたいのですが…
UseMagicのパッケージで召喚魔法などの対象が定まらない(使用対象が自身でも特定のリファレンスでもない)魔法をうまく使わせる方法ってないですかね?
自作の子供フォロワーが別の自作の魔法使いフォロワーを一緒に連れている時に召喚魔法の練習をするみたいなパッケージを作ってまして、targetの設定をどうするかで詰まってしまいまして…
一応設定した召喚魔法をCast()させるスクリプトを付けた魔法を自身にUseMagicさせることで解決はしたんですが、どうもスマートな方法だとは思えなくて…
何かアドバイスがあればいただけるとありがたいのですが…

Re:お返事ありがとうございます!

召喚魔法のDeliveryは「TargetLocation」と、多分地面に向けて撃つものみたいですね。ただこの場合も、UseMagicで術者自身や他NPCをTargetに設定すれば使えるようです。NPCが立っている位置の地面に撃ったことになってるのかもしれません。
試しに炎の精霊をUseMagicでTagetを自分自身に設定して使わせたところ、問題なく召喚することができました。召喚獣のサイズに若干影響を受けるかもしれませんが、MODの召喚魔法でもうまくいくと思うのでお試しくださいませ。
ブログ記事の「Procedure: UseMagic」の項目にも、Delivery別のTargetの設定の仕方について加筆しておきますね。
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Author

UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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