【Follow】
指定した対象に対し、Min RadiusとMax Radiusの間の距離を保ちながら追従します。移動速度は追従対象との距離によって変わります。
- Target to Follow: 追従対象。
- Min Radius: 追従対象にこの範囲内まで近づくと、止まって距離があくのを待ちます。
- Max Radius: 追従対象からこれ以上の距離があくと、走って追いつこうとします。
- Accompany?: 追従対象がNPCの時のみ有効。特殊なAIが適用され、追従対象の目的地へ先回りするように移動します。結果として、追従対象の後ろを歩くのではなく、先行したり連れだって歩いたりします。目的地はセルとセルの境界など、経路計算上の処理単位(?)での目的地となるようです。
- Ride Horse?: 馬に乗れたら乗って追従します。
- Need LOS?: 追従対象が視界にいるときだけ追従するかどうか。
【FollowAndKeepDistanceTemplete】
指定した対象に追従するが、指定した範囲まで対象に近づくと範囲外へ退避するAI。追従対象から常に一定の距離を開けてくれるので、使い方によっては便利です。
- Target1 / Target2: この二つの対象から一定の距離を開けようとします。対象が一つなら、Target2はNONEのままで。
- Flee Radius: 上のTargetのどちらかに、この範囲内まで近づいたら離れます。
- Target to Follow: 「1」か「2」の値を入力。上のTargetのどちらに追従するかを選択します。選択しなかった方には追従しませんが、近づきすぎたら離れようとします。
【FollowTo】
「Follow」とほぼ同じですが、最終目的地が存在します。最終目的地へ到着したらOnEnd、行動終了となります。
馬には乗らないようになっています。
- Destination (stop following at): 最終目的地。ここまで来たら追従をやめて行動終了。
【FollowerPackageTemplete】
雇用中のフォロワー用AIのひとつ。プレイヤーに追従するよう設定されており、変更できません。
Actor Valueの "WaitingForPlayer" が「0」のとき "target" に追従し、「1」のときはその場にとどまります。椅子などに座らせた状態で待機させると、そのまま座り続けるようになっています。
- target: 不使用Public Data。使われていない項目なので放っておきましょう。
- Waiting Location: 待機する場所。デフォルトでは、自分が今いる場所「Near Self」が設定されています。待機場所から一切動かないので、Radiusはゼロのままでもほとんど差し支えないです。
【FollowPlayer】
雇用中のフォロワー用AIのひとつ。プレイヤーに追従するよう設定されており、変更できません。
Actor Valueの "WaitingForPlayer" が「0」のときプレイヤーに追従し、「1」のときはその場にとどまります。待機中、Sandbox AIにより自由行動できるのが特徴です。
- Sandbox While Waiting ?: 待機中、Sandobox AIで自由行動を許可するかどうか。「False」にすると、「Waiting Location」にて立ちんぼうで待機します。「True」だと「Waiting Location」の範囲内でSandbox AIを実行します。この項目以下の「Allow~?」は、Sandobox AIの設定になります。
【SingleFileFollow】
指定した目的地まで、NPC4人縦列を組んで移動させられるテンプレート。リーダーが死ぬとメンバーは各自バラバラになって目的地を目指します。FollowよりはTravel系かもしれませんが、一応こちらで紹介します。
リーダーに対してメンバーはごく普通の「Follow」AIによる追従行動をとります。
- Leader: メンバーを目的地まで導くNPCを設定します。
- Follower1~3: メンバーを3人まで設定できます。番号順に縦一列に並んでリーダーの後についていきます。メンバーが死亡した場合でも、順番を守ったまま間を詰めて追従します。
- Destination if Leader Dies: 目的地。
【WEPrisnerEscort】
囚人を目的地まで護送する兵士達に使われているAI。「Escort」と「Follow」の組み合わせからなるテンプレート。
囚人が動けなくなると、他のメンバーもその場にとどまるしかなくなります。
- Guard1~3: 囚人を護送するNPC3名。Guard1が先頭に立って囚人を「Escort」します。他のGuardは囚人に「Follow」します。1番が死ぬと、2番が先頭を引き継いで目的地を目指します。Guardが全滅すると、囚人は「Escort」の呪縛から放たれるので、自身に設定されたAIで動けるようになります。文字通り自由の身。
- Prisoner: 囚人役を設定します。
- Actually Guard Prisoner: 囚人に特定のNPCやFactionに加入しているNPCが近づいた際、警告するかどうか。先頭に立って囚人を導いているGuardのみが行います。
- Prisoner Location For Guard Radius: 警告する設定になっていると、この範囲内に入ったらGuardが警告します。
- Suspiscious Of: 警告する対象。Factionも設定できます。
- Destination: 目的地。
【GroupMovement】
5名まで、特定のNPCに対して警戒しながら集団で移動させることが可能です。パトロールマーカーを使用するか、指定した2つの地点をエンドレスに往復するかを選べます。
- Actor1~5: 最大5名まで設定可。Actor1がリーダーとして先導します。Actor1が死亡した場合は、次点メンバーが順次先頭を引き継ぎます。
- Destination1/2: 目的地を二つ設定します。デフォルトではこの二つの地点を往復するようになっています。
- Leader Patrol Instead?: 二つの目的地を往復するのではなく、パトロールMarkerを使ってほしい場合はこれを「True」にします。
- Patrol Start: パトロールMarkerを使用する場合は、こちらを忘れずに設定。
- Actors Should Guard?: 警戒行動を行うかどうか。
- Off limits area: この範囲内に警戒対象が入った場合は、警告を行います。
- Suspicious Of: 警告する対象。Factionも設定できます。
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