方向音痴のSkyrim

既存Scriptを利用したギミック作成の一例です。
特に家Modで使えそうな、レバーでなにかを表示させ、同時に何かを非表示にする機能を作ってみます。例えば、レバーの切り替えで子供部屋をフォロワー部屋にする、バルブをひねるとシャワーが出る、というような使い方ができます。
作業で「Reference Batch Action Window」を使います。今回みたいに大量のオブジェクトにEnable Parentを設定するとき、非常に便利です。

セル編集などで配置した複数のオブジェクトに、一括で同じ処理を行える方法です。

 
The Skyrim Sweeper & The Sweep Follower System
「スカイリムの掃除人＆掃除人フォロワーシステム」
※全DLC・SKSE必須

収集のみに特化したごくシンプルなフォロワー機能「掃除人フォロワー」と、フォロワーになるNPCを追加します。
掃除人フォロワーは通常のフォロワーと扱いが異なります。共に戦うというよりも戦場に落ちているものを拾うのが専業です。指示を出すことで拾ったアイテムを売りに行き、戻ってきたら売却金の大部分を分前として渡します。商人の所持金に影響は与えません。
戦力外、インベントリがいくら汚れてもかまわない、そんな荷物持ち専用フォロワーが欲しい時にどうぞ。
なお、アイテム収集を効率的に行いたいのであれば「Auto Harvest 2」などの採取専門Modをご利用ください。この掃除人Modはゲーム内蔵のNPCのAI任せなので、検索効率、取得速度ともに効率が非常に悪いです。どちらかというと、NPCがアイテム拾いするのを見て楽しみたい人向けです。

「動くオブジェクトを固定化する」からの続きです。

家Modのなかには、見慣れた形の家具にテクスチャだけ別のものを使っているような新しい家具を配置されていることがあります。これもモデルやテクスチャを自作することなくできるなら、積極的に使いたいです。
色違いオブジェクトは、テクスチャセット(Texture Set)というものを活用すれば、既存のテクスチャを使って手軽に作成できます。

家Modでは割とよく見る、絶対に動かない＆取得できないお皿や食べ物、武器防具。本来プレイヤーがシャウトしたり魔法をぶつけたりすると飛び散るアイテムですが、しっかり固定されています。
こういうオブジェクトを自分でも使えるようになると、家づくりの幅が広がりそうです。

この「固定されたオブジェクト」が、CK上ではいわゆる「Static」オブジェクトに分類されていることは、ある程度CKをいじっていると予想がつくと思います。
本来アイテムや武器防具などとして扱われているオブジェクトをStaticオブジェクトに作り変える方法は、とても簡単です。既存アイテムのモデルを参照するだけなので、外部アセットを使えないPS4用Modでも利用可能。

以下、やり方の説明。説明画像は全てサムネイル表示なので、原寸大で見たいときは画像をクリックしてください。