忍者ブログ

方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201降霜の月23日(木) アルクンザムズへ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

4E201降霜の月23日(木) アルクンザムズへ



午前4時半。
まだ外は暗いが、できるだけ早くマルカルスを発つために、博物館見学に出発する。
カルセルモ博士から鍵をもらっているので、いつでも自由に見て回れるのは都合がいい。



博物館はアンダーストーン砦内部にある。
ドゥーマー遺跡の中にあるドゥーマー博物館。これ以上ない立地だ。



博物館入り口の手前で、衛兵に声をかけられた。
彼もまさか、ヌチュアンド・ゼルの防衛装置がフル稼働を始めたとは知らないだろうな。今この都市の地下に降りれば、センチュリオンに切り刻まれるだけでなく、大量のスフィアやスパイダーも相手にせねばならなくなるだろう。
当然だが私はもう二度と、この都市の地下に潜るつもりはない。



さて、カルセルモ博士ご自慢の博物館だ。
入ってすぐに、スチーム・センチュリオンの雄姿が目に入る。博物館の目玉展示物だな。



ここには食器などの生活道具が陳列されている。
私より遅れて入ってきたヴォルスタグが、センチュリオンを見て声を上げた。



思い返せば、こうして絶対に動かない安全なスチーム・センチュリオンを間近で見る機会は初めてかもしれない。
ドゥーマ遺跡探索中は、いつどこからオートマトンが飛び出してくるか、壁に収められたセンチュリオンがいつ目覚めるかと、びくびくし通しだ。



スフィアもすばらしい。しっかりとポーズまで決めて、いまにも動き出しそうな躍動感だ。
まあ実際に動き出したら、バラバラに殴り壊してやるのだが。
……私たち冒険者はいつも壊してばかりだな。



こちらは罠コーナーか。
どれも嫌な感じだが、遺跡探検経験者からすれば、プロペラカッターが一番嫌だ。



このオブジェも遺跡ではよく見る。ノルド遺跡であちこちに飾ってある、鷲だかドラゴンだかの石像と同じ感覚なのだろう。



ドワーフ・スパイダー。
個人的には、ドゥーマーのオートマトンの中で一番好きだ。できることならペットにしてみたいのだが、無理だろうな。



こちらのコーナーには、ファルメルの武具が展示されていた。
ドゥーマー学者達にとって、もっとも憎むべき敵ではないだろうか。彼らがいなければ、遺跡調査はだいぶ楽なものになっていただろう。
むろん遺跡調査を邪魔するのはオートマトンも同様だが、調査対象に襲い掛かられるのは学者たちにとってはある意味本望で、願ってもいないチャンスだったりするだろうからな。



ドゥーマーに関する書籍も豊富にそろえられているようだ。
どれ、一つくらい目を通してみよう。



私が手に取ったのは、エセリウム戦争についての研究所だった。
先ほどのファルマーといい、ドゥーマー研究には危険と犠牲がつきものだ。調査結果を公表する際、犠牲となった研究仲間に献辞をささげるのは非常によくあることだ。この調査の過程では、カトリアという学者が亡くなったのだろう。



内容を読むと、南リーチにあるドゥーマー遺跡での研究結果のようだ。エセリウムという貴重な鉱物を奪い合った戦争で、アルクンザムズという都市がその中心になったらしい。
ここから比較的近いところにあるようなので、帰りに寄って行ってもいいだろう。



さて、一通り博物館見物を終えた。
椅子に座って一休みしたが、マーキュリオもヴォルスタグも微妙な表情をしている。私も同感だ。
確かに博物館の収集物はすごかった。しかし私達はそれらの収集物すべてを、すでにドゥーマー遺跡探検の中で見ている。触りたい放題、取りたい放題だ。センチュリオンもスフィアもスパイダーも、生きて動いているのを嫌になるくらい見た。しかもこの先も見る予定がある。
カルセルモ博士には申し訳ないが、見学の感想を伝えるのはご容赦してもらって、さっさと町を出ることにしよう。



砦の外に出ると、すでに日が高い。
今日はアルクンザムズを経由して、イヴァルステッド方面を目指す。旅が順調に進めば、今日の深夜過ぎにはファルクリース辺りに到達できるだろう。



アルクンザムズへの道は、マルカルスの町から出てカース川を渡り、西の山岳地へ入るらしい。
ヴォルスタグが詳しいだろうから、彼に道を聞きながら進もう。地元の傭兵がついてきてくれると、こういう点でも心強いものだ。



ヴォルスタグが示した道は、ずいぶん細い山道だった。目印になるような積み石もないし、めったに人が入らない所なのだろうか。



山道に入ってしばらくすると、小川が見えてきた。そして川岸に白く輝く何か。
近づいてみると、白く輝いていたのは褌である。さらに近づくと、褌の持ち主は日光浴で地面に寝転んでいるのではなく、死んで転がされているのが分かった。
あそこに動いているのはなんだ。鎧を着た人間か?



帝国軍の兜とストームクロークの鎧を身に着けたそいつは、いわゆるハイエナ野郎だった。
漁夫の利を得て鼻息の荒くなっていたそいつは、通りがかった私達も獲物の一つにしてやろうと血迷ったらしい。
襲い掛かってきたところをシャウトで吹き飛ばす。



何をどう血迷ったら、三人連れの冒険者に一人で襲い掛かろうという気になるのか。
なにはともあれ、襲い掛かってくるのであれば容赦はしない。襲い掛かってこなければ、こちらとてわざわざ懲らしめてやろうという気にはならなかったというのに。



最後の一撃をお見舞いしようと拳を振り上げたところで、一足早くマーキュリオの火炎弾がハイエナを直撃する。
勝負はあっけなくついた。



それにしてもこのハイエナといい、兵士達といい。戦争というものは実に不毛なものだ。
得をするのは、腹をすかせた狼やサーベルキャットくらいか。



その後の旅は極めて順調に進んだ。
山道を登りきると視界が開け、オークの要塞とドゥーマーの建造物らしきものが見えた。
あの塔は間違いなくドゥーマーのものだが、我々が目指しているアルクンザムズではないようだ。



オーク要塞脇の小道へと入ると、山肌に張り付くように建てられた建造物が見えた。
目的地はどうやらあちららしい。



外観を見る限り、ドゥーマー遺跡の中では小規模な方なのだろうか。少なくともマルカルスのように、地上に都市が広がるタイプの遺跡ではないようだ。
遺跡への階段を登っていると、地鳴りがしてわずかに足元がふらついた。地震だろうか。


前へ | 次へ
PR

コメント

※スパム対策のため、コメント内やその他の項目に「http://」や「https://」があると投稿できません。全角で入れていただくか、URLであることを明記して以降のアドレスのみ入れていただくかでお願いします。 For stopping spam comments, this form doesn't accept the following words, "http://" and "https://".

Author

UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

ブログ内検索