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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201薪木の月15日(月) 逃亡者と狩人



ドラゴンと砦の蛮族を始末した。時刻は昼過ぎ。
疲れ切って山の斜面に座り、ぼんやりツンドラの荒野を眺める私の後ろを、サーベルキャットが悠然と通り過ぎて行った。
ここは村からも遠いし、退治する必要はないだろう。もっとも、今の私には退治するだけの気力がない。
それにしても、ここ最近ドラゴン戦が重なっている上、懐具合のために一日一食が続いている。さすがに体にこたえてきているようだ。ベルトも緩んでいて腰当てがずり落ちそうだったので、穴二つ分締め直したところだ。節約などせず食わんといかんな。



30分ほど休んだ後、重たい腰を上げて坂を下って行った。このすぐ下がロリクステッドだ。
しかし村の手前の丘の上に、気になる石の柱が見える。



ドラゴンの墓だ。今日は勘弁してほしい。
幸いここのドラゴンはまだ復活していない。しかし村のすぐ近くで心配な位置だ。



村の宿屋へ赴くと、村長らしき人物が昼食をとっていた。丘の上のドラゴンの墓について警告すると、彼は大したことはできないと答える。自分達は農民で、戦士ではない。ドラゴンが現れても隠れて祈るしかできないのだと。
そうかもしれないな。村にはホワイトランから出張してきた衛兵達がいるが、必要最低限の人数だ。しかもどちらかというと内戦関係での警戒が主らしい。



私が時々村に寄って、墓の様子をみようか。ドラゴンが復活していたら、またあそこの砦に連れて行けば勝てるかもしれんし……。
考え事は多い。昼食にはチーズとトマト、そして焼いた鮭をエールとともに食す。野宿の分の食べ物を買ったら、ラビリンシアンへ出発するとしよう。



ロリクステッドを出て、北東の山脈へ向けて軽くジョギングをする。
道中足音が二つに増えたなと思って振り返ると、見覚えのある男が私を追いかけていた。



またか。以前はロリクステッド北の辻で山賊どもと交戦中に話しかけに来た。勝手に付呪された武器を人の懐に押し込んで、「預かってくれ、失くしたら殺す」と言いながら結局戻ってこなかった男だ。
今度は付呪付きの鉄の籠手か。本当に後で戻ってくるんだろうな。前預かったのはソリチュードの兵舎に預けたから、欲しければ取りに行け。
そう確認しようと口を開きかけた時、私の瞳にどこからともなく飛び込んできたサーベルキャットの影が映る。



一瞬の出来事に、私は何もできなかった。逃亡者はサーベルキャットの引っ掻きで、その場に崩れるように倒れた。確かめなくても掻っ切られた喉はもう息をしていない。
相変わらず周りを見ない男だった。
ため息をついてその場を離れようとした時、草を踏む足音とともに「誰かこっちに走って……」という男の呼び声が聞こえる。



どこから声をかけられた? 私が辺りを確認しようとしたときには、やはり遅かった。



新しく現れた男は、「来なかったか?」の言葉をみなまで言わぬうち、サーベルキャットの猫パンチで軽く宙に踊り、人形のように地面に叩きつけられた。そして二度と起きてこなかった。
この二人の間に何があったかは知らぬが、周りを確認しないという点では非常に似た者同士だった。
そしてなにより、サーベルキャットの素早さに恐怖した。
私はサーベルキャットの昼寝を邪魔しないよう、そっとこの場から離れた。
預かった鉄の籠手だが、兵舎に紛失物として届けるのももう大儀だし、大層な値でもないからその辺で売ってしまってもいいかな。
逃亡者の幽霊がうんと言ったかどうかは定かではない。



あそこに見えるのはランヴェイグのファーストか。
ラビリンシアンへの道はもう少し東側だと聞いている。



川を渡ってさらに東へ進んだところで日が暮れた。
近くに木立があり、身を隠すのにちょうどよさそうな岩の近くに寝袋を広げる。キナレスの恩恵を受ける私は、獣を恐れる必要はない。その辺をほっつき歩いて獲物を探すならず者から身を隠せばいいだけだ。木立の陰で息を潜める狼達は、いい不寝番をしてくれるだろう。
パンとハチミツ酒、そして青リンゴをかじって眠りについた。

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Author

UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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