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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201薪木の月11日(木)



宿屋ナイトゲートの主人にアンソール山への道を尋ねると、ウェイワード峠経由は考え直せと言われた。ペイルの寒さに倒れた旅人は数知れず。峠の墓の数を増やすだけだと。
ウィンターホールドへの道を途中でそれて山に入る道があるらしい。途中にカスタブ砦があり、山までは道が舗装されている分安全なのだそうだ。
安全ね……。前回、ハイヤルマーチへ行くときに教えてもらったダンスタッド砦経由の道でひどい目にあったが。そう話すと主人は悪びれることなく、「ならカスタブ砦は間違いなくまずいから、もっと用心していけ」と忠告を重ねてくれた。ありがたいと言うしかないな。
さて、カスタブ砦への道だが、ここ……なのだろうか。



なんとなく違うような気を覚えながら雪の坂道を登って行ったが、やはり間違えていたようだ。
ノルド遺跡は当分勘弁願いたいのだが。
しかしここは外から見える部分だけの小さな墓らしい。スケルトン2体を相手にするだけで終わった。



埋葬品らしい宝箱が門の向こうに見える。
いままでよく盗掘にあわなかったものだ。



小さな遺跡を後にして、ようやく正解の道へ入れたようだ。あれが間違いなく、まずいカスタブ砦か。どうまずいのか。



砦の脇へ延びる街道を行くと、砦の門からスケルトンが一体ひょこひょこ私を追いかけてきた。
これだけならシャウトを使うまでもなく私の拳一つでバラバラにしてやれる。



スケルトンをバラバラにした直後、砦から大量のウィザード達が臨戦態勢で現れたのには度肝を抜かされた。ナイトゲートの主人の言葉は正しかった。私はシャウトを使ったが、それは攻撃のためでなく逃げるためだ。幽体化のシャウトを駆使し、全速力で走った。



命からがら逃げ伸びたところで山道へ入る。階段で舗装された世界のノドの道の方が歩きやすいと思えるほど、急峻な坂を上ることになった。地面も凍りついているので足元から目が離せない。
分かれ道に来たところでようやく顔を上げる。向こうに見える巨大な像は、ダンマー達が建てたものだそうだ。モロウウィンドからだって視認できるほどの大きさだ。物好きというのはどこにでもいるものだ。



凍った坂道を我慢強く登る。
時に不幸な旅人達のなれの果てが、道端に散乱しているのを見つける。
この荷車はどこから来てどこへ行こうとしていたのだろう。これだけの大量の荷物を抱えてこんな山を登ろうというのは、はじめから無謀だと分かっていたはずだが……。



登りだった道が下りに変わり、アンソール山ももうじきかというところで、竜の咆哮が私を迎えた。
近場で復活したドラゴンが、言葉の壁の力に誘われたのだろう。



正直今回はドラゴンとの戦闘を考えていなかった。言葉の壁のことしか頭になかったからだ。
とにかく逃げ場のない岩場の間でなく、広い所へ出た方がよさそうだ。
ドラゴンの姿を追い、アンソール山の言葉の壁へと出る。古代の柱が建ち、そこそこの規模がある遺跡になっているようだ。



ドラゴンの吐く氷の息を柱の陰でやり過ごし、挨拶代りの揺るぎなき力を叩きつける。
遺跡の周りを見回しても、フロスト・トロールや巨人の姿はない。今回は本当に一人で倒さなくてはならないようだ。



奴の鼻ずらに近づけば、頭から噛みつかれるか氷の冷気かでやられてしまう。奴がこちらめがけて着陸するや否や、旋風の疾走で横腹へと滑り込み、死に物狂いで殴りつけた。
私はツンドラの綿を口に含み、時に青い花と一緒に蝶の羽も頬張った。
ヒストスキンは緒戦ですでに使い切っている。失敗だった。



ドラゴンの体力が尽きかけ、私も体力気力を使い果たした。奴の噛みつきを盾で受けたのを最後、残り少ない体力も尽きる。その一撃で、前より盾の扱いがうまくなった気がしたところだったというのに。
私は一瞬気を失い、星々の間を歩く夢を見た。その夢の中、自分の拳に籠手の重みを加える方法を閃く。



意識を取り戻すと同時に、尽きかけていたはずの体力と気力が今や絶頂とばかりにみなぎっていた。
覚醒したアルゴニアンが放つ鉄の籠手の拳に、瀕死のドラゴンが耐えられるだろうか。
最後の一撃とともに奴の体は炎に包まれた。勝利は私のものだ。



私はたった一人でドラゴンを倒した。星々の夢を見なければどうなっていたことか。
興奮気味にドラゴンの骨の下を探る。やはり腹の中にいくらかの金貨を蓄えていた。これは貰っておこう。ついでにドラゴンの骨のかけらと、溶け残った鱗をいくらか見つけた。店へ持っていけば売れるかもしれない。



ようやく壁とご対面だ。
見つけた言葉は「氷」。どうやら相手を氷漬けにできるシャウトらしい。



それにしても……疲れた。今日の残りと明日一日は寝て過ごしたいくらいだ。
まあここで寝れば永遠に目覚めないだろうが。
しかしドラゴン戦から生還した命だ。頑張って山を下りて、キャンドルハース・ホールで熱いハチミツ酒を飲もう。



アンソール山から北側へ降りる道があった。もしやこの道がウェイワード峠と通じているのだろうか。
試しに途中まで降りてみたが、辺りの景色を見てナイトゲートの主人の言葉が間違っていなかったことを知った。
なんという荒涼とした景色だ。雪と氷と岩だけの大地が一面に広がっている。アルゴニアンどころかノルドだって、こんなところに長居はできないだろう。



その日の晩、私はやや興奮気味にキャンドルハース・ホールのカウンター席に着いた。
ドラゴンの骨と鱗を売り払ったら、なんと手持ちの金が1000ゴールドを超えたのだ。ヘルゲン以来こんな大金を手にしたことはない。宿の食事も選び放題だ。



……まあ、なんだ。贅沢をしようと鼻息まで荒くして、結局買い込んだのはスイートロール一個と編み込みパン、スローターフィッシュの焼き身にホニングブリュー一本というのは、あまりに発想が貧困過ぎはしないか? いつもより一品多いのは私なりに頑張ったんだが。
隣で飲んでいたおばさんが、「傭兵なら、もっと力のつくものを食べた方がいいんじゃない?」と憐れむようにつぶやいた。
パンが好きだからいいんだ……。スイートロールが好きだからこれでいいんだ……。
懐の有り余る金貨を探りながら、ホニングブリューの最後の一滴を飲み干す。不意に金貨の重みが胸にこたえた。私はいったいどうして、こんなつまらないコインを大切なものと交換してしまったのだ?



矢も盾もたまらなくなって、雪の舞う外へと飛び出した。
私は迷うことなく薪割り台へと向かう。時刻は深夜。しかしこの辺りは民家からほど遠く、近くにはせいぜい墓場があるのみで、近所迷惑にはなるまい。
私は一心不乱に薪を割り続け、夜明けまでには百数本の薪の山を作っていた。

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UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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