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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201薪木の月10日(水)



出立前に今日の昼食分をバナード・メアで購入する。
寒い地方へ行くのでハチミツ酒だけでなくワインも欲しいのだが、少々高いな。仕方ない。がまんするか。



今日も天気がいい。この天気が本日の宿、ナイトゲートまで持っていてほしいものだ。



道中では草花や昆虫採集も怠らない。
この黄色い蝶々は私の命をつないでくれる大切な旅の共だ。しかし畑で中腰になり、こそこそと蝶々の後を追いかける私に衛兵が声をかけた。
キャベツ泥棒ではないです。



畑の近くで昆虫採集は控えるべきだな……。
「面倒をおこすなよ」という衛兵の小言を素直に聞き、反省とともに街道へ戻る。



ホワイトランを離れるか離れまいかというところで、風を切る音が聞こえてくる。
青空に浮かぶのはどう見てもドラゴンだ。
身構えてシャウトを放つ準備をしたのだが、ドラゴンはひとしきりホワイトランのはずれの天高くを旋回したのみで去ってしまった。ホワイトラン襲撃の下見だろうか。それとも私の姿を確認しに来ただけなのだろうか。



昼前に、ホワイトランとペイルの境界に差し掛かる。
崩れかけた見張りの塔にホワイトラン衛兵達が詰めていた。ペイルは反乱軍寄りの領地だが、中立を守るホワイトランとの関係は良くもなければ悪くもない。ドラゴン以外はいたって平和らしく、山賊の襲撃が随分前にあっただけだそうだ。



しかし噂をすれば影。
まるで衛兵のその言葉を待っていたかのように、三人組の山賊が荒野の彼方から現れた。
衛兵達の武具目当てか。私もホワイトラン従士として加勢する。



最後の山賊を打ち倒し、さあ残りはいないかと拳を構えたまま辺りを見回していると、またしても衛兵に怒られた。
殴られたくないです。
……どうにも腑に落ちない。



見張りの塔をいくばくか行くと、農場が見えてくる。農場前の道を見回っている衛兵は、灰色のマントを肩にかけていた。どうやらこの辺からペイルの領地らしい。



道には一台の馬車が立ち往生していた。荷車に巨大な木の箱が一つ乗っている。随分重そうな荷だ。粗末な作りの荷車に、少々無理があったのではないだろうか。



荷車の持ち主はこれまた奇妙な小男である。最新ファッションなのかふざけているのかよく分からない二股の帽子をかぶり、大げさな身振り手振りで自らの不運をわめいていた。
私としてはあまりかかわりたくなかったのだが、彼のキンキン声は否応なくアルゴニアンのむき出しの耳を叩く。スクゥーマでもやっているのかというテンションの高さだ。素面でドラゴンに素手で打ちかかる私が言えることではないが。
どうやら木箱の中身は彼の母の棺で、戦乱を逃れ引越しの最中ここで往生してしまったらしい。農場の前だったのが不幸中の幸いと、彼は農場主に馬車の修理を頼んだ。が、すげなく断られてしまったと。



彼は私に仲介を頼んできた。報酬も出すという。
まあ構わないか。男は少々頭がおかしいだけで、母親孝行であるのは間違いなかろう。戦乱を逃れての引っ越しに、わざわざ親の墓も持って行くくらいなのだから。



農場主に話をすると、こちらも一理ある。木箱の中身が本当に棺なのか知れたものじゃないと。
しかしこのご時世、巨大な荷物を抱えて移動する難民は数知れず。中には確かにろくでもない輩も混じっているだろうが、その為に罪のない者まで疑われ見捨てられては世も末。慈愛の神マーラも深くお悲しみになることだろう。
……といった建前はさておき。あんなのがいつまでも家の真ん前に居たら、そちらの方がやっかいなことになりそうだぞ。男の言うことが本当なら、家の前にいつまでも死体の入った棺が居座ることにもなる。



納得した農場の主人を後に、馬車の男に話をつけたと報告する。大喜びの小男は、約束通り私の手に報酬を握らせた。ちょっと待て、250ゴールドだと。
ただ修理の依頼を仲介しただけでこんな大金を寄越すとは思わなかった。やはりこの男は頭がおかしくて、金の価値がよく分かっていないのか。それとも本当に木箱にやましいものを詰め込んでいたのか。
今となっては知れないが、早々にこの場を離れた方がよさそうだ。



間もなく目の前にはペイルの雪景色が現れる。しかし私の頭の中は先ほどの木箱のことでいっぱいだった。ホワイトランとペイルの境近くでの出来事だけに、スクゥーマの密輸に絡んでいたら、大変なことになりそうだ。



そしてよりにもよってスクゥーマの売人が私を呼び止める。いつ旅人が通るとも知れない道端でご苦労なことだ。
それよりだいぶ前、この道を大きな木箱を乗せた馬車が通らなかったか。積み荷を受け取ったりはしていないよな。
衛兵には通報しないでやるからと、指を鳴らしながら売人に尋ねてみた。売人曰く、見たには見たが御者の男が怒涛のひとり言で自分の世界に入っていたので声をかけなかったそうだ。もっともカジートの鼻では、木箱からは死臭しかしなかったという。
……まあ大丈夫か。木箱の方は。



16時過ぎ、無事ナイトゲートに到着した。
まだ少し時間があるので、付近を探索してみることにした。



ナイトゲートから少し東へ行くと、ペイルの北部地域へ抜けるウェイワード峠への道がある。
明日の予定地アンソール山への道はいくつかあるらしいが、ここからも行けると聞いた。



峠には数多くの墓が建てられている。恐らく行き倒れた旅人達のものだろう。
一体の骸骨も祭壇に横たえられていた。冒険者のものらしい。



こうはなりたくないものだ。
自身への祈りも込めて、凍えて寒い思いをしたであろう旅人達にツンドラの綿を供える。荒野を舞う綿毛が、不幸な魂を暖めますよう。
さあ、尻尾がしもやけになる前に戻るか。



峠から引き返すとちょうどいい具合に日が暮れてきた。
ナイトゲートの扉をくぐる。宿は相変わらず閑散として、宿の主人は暇を持て余していた。



木箱の男から結構な額の金をもらってはいたが、ここは節約しておこう。
ハチミツ酒、焼いた鮭、トマトの質素な夕食をとる。トマトはだいぶ干からびてる感じだった。
明日はアンソール山へ向かい、言葉の壁探しとしよう。

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UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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