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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201薪木の月9日(火)



いい天気だ。こう空気が澄んでいると、世界の果てまで見渡せそうだ。
さあ、今日はホワイトランまで戻るつもりだ。そこからペイルの国境を経由してイーストマーチ方面へ向かい、アンソール山の言葉の壁を目指す。モーサルで受け取った「友」からの手紙の案内だ。しかし友とは誰なのだろう。グレイビアード達に尋ねてみてもよかったかな。



呑気に先のことを考えながら歩いていると、獣の咆哮が響いた。岩棚の下から白い巨体が一目散にやってくる。
フロスト・トロールだと? 昨日ここを通った時は、なにもいなかったはずだぞ。



強敵の突然の出現に躊躇している暇はない。私は揺るぎなき力を奴に向かって放った。
するとどうだ。奴の巨体は雪の上でつるんとすべり、見事大の字に転倒したのだ。
最初私の声は、奴をほんの少しよろめかせるだけで精一杯だった。ところが今や、私の声はトロールの巨体をも揺るがす強さになっていたのである。



ならば、この声にはもっといい使い方がある。
私は素早く立ち回り、奴を崖際に誘い込んだ。そして揺るぎなき力で白い巨体を崖の向こうへ押し出したのである。
声の力は奴の体を木の葉のようにすくい、宙へと放り出してしまった。



いくらトロールの再生能力が優れていたとしても、こんなところから転落したら即死だろう。
私は初めての勝利をかみしめた。竜の血がもたらす力は、ようやく私の中で開眼しようとしている。今後は素手と盾頼みでなく、シャウトを戦闘の要に据えてやっていけそうだ。



その後の道のりは狼一匹にも出会わず、安穏なものだった。
麓まで降りると、バークナールの亡骸がまだ階段に残っている。彼の身体を最初の標章の所まで連れて行ってやった。標章の言葉を読み、それに思いを馳せるのが好きだったという狩人。標章が墓碑代わりになるのがせめてもの慰めだろう。
彼の遺体を横たえると、野生のヤギが彼の足元に座ってじっと眺めていた。もしかしたら彼に餌でも貰っていたのかもしれないな。



イヴァルステッドから北へ向かって下る。
帰りは、以前リディアが案内してくれた道を通るつもりだ。なんだかんだでホワイトランへ戻るなら、あの道が一番近い。



問題は、この私が同じ道を間違えることなく逆に辿れるかどうかだ。なにせ道は舗装されていないどころか、けもの道同様なのだ。
みはらしのいい場所を歩いているうちはできる限り景色を見て、自分の位置を確かめるよう努める。
この景色は多分見覚えがある。向こうに見える平野っぽい部分は、イーストマーチの火山地帯だろう。



ここは通っただろうか。
雪に覆われた峠を不安に包まれながら歩く。道を尋ねようにも、すれ違うのは野生の獣ばかりだ。
リディアと来たときは辺り一面猛吹雪だったから、この辺りの景色が記憶になくても不思議ではない。



峠を抜けしばらく山の斜面を下りると、視界がひらけた。
左手に見えるのはドラゴンズリーチの屋根だ。ここまでくればもう大丈夫だ。
あの館が旅人にこうも安心感を与えるものだとは。ホワイトランは、まさにスカイリムの暖かな灯だな。



ホワイトラン周辺の街道も比較的治安がいいので、散歩気分で歩ける。



時には例外もあるが。
そういえばこの近くには山賊のアジトがあるんだったか。そのうち退治しに行ってもよさそうだ。



フロストブレスの威力も強力だ。
凍えるシャウトひと吹きで、山賊の片一方は凍え死んでしまった。残りの一人は、私の拳だけでも十分面倒を見てやれる。



それにしても鎧以外たいした貴重品を持ち歩いていない貧乏冒険者を襲うとは。彼らもカツカツだったのか?
そう思って倒した山賊の持ち物を改めると、随分いい首飾りを持っているではないか。これで満足していればよかったものを。



山賊を倒してほどなく進むと、道端に倒れる難しい姿勢の死体を見つける。
行き倒れだろうか。とりあえずエビ反りのままでは棺に収まらなくなりそうなので、きちんと横たわらせてやった。



身元を示す物は……と持ち物を探すと、一枚の書置きが出てくる。
家宝にして家族との唯一の繋がりであるペンダントを山賊にとられたらしい。復讐に燃えて山賊を追っていたようだが、結末は無情。
そこでふと、山賊の持ち物を思い出す。もしかして先ほどの首飾りがそれか。



私は来た道を取って返し、山賊のポケットから首飾りを抜き取ると、この可哀そうなブレトンのポケットに差し替えてやった。
遺体をここに放置していたら他の山賊が通りかかって漁るかもしれないが、それはそれで仕方のないことだ。彼女を岩陰にでも隠してできるだけ早くホワイトラン衛兵に報告し、埋葬してもらうとしよう。



ホワイトランの橋まで戻ってきた。
この辺りは蝶々が多い。黄色い羽の蝶はいい回復薬になるので、ぜひとも採取したいのだが。今日は青いのしかいないな。



日暮れごろにバナード・メアへ。
何気なく座ったテーブルの隣に、デルフィンがいた。どうやら彼女の方はまだ情報収集の途中みたいだ。リバーウッドに行くのはもう少し後にしよう。



世間一般ではデルフィンはリバーウッドの宿屋の女将だ。
こんなところでいっぱしの冒険者みたく革鎧に刀を帯びた姿で闊歩し、傭兵風情の私と親しく言葉を交わすのはまずいらしい。
仕方がないので私はできる限りデルフィンと目を合わさないようにするが、どうも落ち着かない。



結局ハンツマンのほうへ移動した。
狩猟用品を扱う裕福層向けの酒場らしい。目の前の暖炉でジュウジュウ肉汁を沸騰させる鹿肉を眺めながら、あぶったパサパサのキノコと安いハチミツ酒、カビたチーズを一切れかじる夕食となった。

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UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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