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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201薪木の月7日(日)

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4E201薪木の月7日(日)



さあ、今日もドラゴン退治だ。モーサル南の山で戦った時のように、今度はひとりでやらねばならない。うまくいくだろうか。



火山地帯を南西に進み、ボーンストレウン山脈の足元まで慎重に近づく。
はて、昨日はあれほど元気よくドラゴンが一匹ここの上空を飛んでいたのだが。



油断した。
ドラゴンは背後の林に姿を隠していたらしい。不意を突かれ、こちらは出遅れてしまった。



ドラゴンが炎を吐く。
私は慌てて近くの朽ちた木の影に身を隠した。しかしこのままでは木と一緒に燃やされるだけだ。ちょうど足元に生えていたリュウノシタを片手に引きちぎり、口に含んだ。火山帯に生える草花は、炎耐性の薬効を持っているものが多い。僅かな気休めでも利用できるものは利用せねば。首の皮一枚で命がつながる時もあるのだ。



炎のシャウトのお返しに、こちらも揺るぎなき力をシャウトした。するとドラゴンが舞い降りてくる。挨拶を交わしたのだから、少しはまともに相手をしてやろうというのか。
ドラゴンの鼻先で拳をふるっていると、どこからともなく一匹の狼も加勢に現れた。キナレスの遣いかというくらいにありがたい助太刀だ。



しかし所詮は狼。ドラゴンの尻尾ひと振りで絶命してしまった。
私もドラゴンの炎に巻かれ、絶体絶命のピンチである。その時私の視界が不意に陰った。背後から延びる大きな影。巨人が私の背後で大きな手を今にも振り下ろすところだった。



ところが断末魔を上げたのはドラゴンの方だ。かといって急転直下の展開にあっけにとられている余裕もない。巨人がこちらに体を向けた。次は私だ。



炎に包まれるドラゴンの死体を尻目に、死に物狂いで走り出す。
エルダーズ・ブラッド・ピークと同じ展開だ。しかし動きの鈍いフロストトロール相手だった時より、今の方がはるかに危険だ。あいつの一歩は私の四歩に匹敵するのだから。



立ち枯れの木や倒木、小さな段差で巨人を翻弄しながらどうにか岩陰に隠れることができた。
あいつめ、まだ私を探している。



崖沿いにそろそろと移動し、山頂を目指した。まだ巨人の目があるからしばらく隠れているつもりだが、あそこに見えるのは言葉の壁だ。
墓から復活したドラゴンは、この言葉の壁上空を飛び回っていたようだ。ドラゴン語が刻まれているだけに、ドラゴンも愛着を感じたのかもしれない。



巨人が立ち去ったのを確認し、ようやく壁と対面する。
この壁もまた、私に語りかけてくる言葉を一つ持っていた。「冷気」だ。
火山地帯のど真ん中でこんな言葉を知るとは、意外だ。碑文は書き写して、あとでゆっくり解読してみることにしよう。



用心しながらドラゴンの死体の所へ戻る。ドラゴンはすっかり骨だけになっていた。
骨の下でまとまった量のお金が見つかった。奴が食った犠牲者達の遺品だろうか。かなり迷ったが、今回はありがたく頂戴することにした。もう懐がすっからかんで、今夜の食事代にも事欠きそうなのだ。



ひと波乱あったが、ドラゴン退治という今日の大きな目的は完了した。
あとはのんびりハイフロスガーを目指そう。ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を届けるのだ。



今日も獣達はおとなしい。あのドラゴンと戦ってくれた狼を思い出す。勇敢な奴だったな。自分より大きな獣を見たら、普通は逃げ出すだろうに。



もうじきダークウォーター・クロッシングというところで、温泉と狩人のキャンプを見つけた。



狩りの合間に骨休めか。
私も加わらせてもらった。こちらはドラゴン狩りの帰りなのだ。狩人は面白そうに、ドラゴンの肉はうまいか? 一匹狩ればひと月は町中の人間をたらふく養えるなと応えた。私の話を本気にしていないのだろう。なにせ私は一片の生肉すら持っていないのだから。
ドラゴン肉……。近づくと魂を吸って骨になってしまうから、私は一生口にできない代物かもしれない。魂の吸収はドラゴンボーンの特性だが、魂を吸わない選択はできないのだ。



ドラゴン肉のステーキ。なかなか甘美な響きだ。私がドラゴンボーンでさえなければ……。
食べ物のことで頭をいっぱいにしながら、ダークウォーター・クロッシングに到着だ。
デルキーサスは相変わらず消息不明のままだった。定住の労働者でもないので、人々は彼がもっと稼ぎのいい別の鉱山へ移ったのではと思い始めている。そうだといいのだが、私はやはりあのファルメルだらけの洞窟が気になって仕方がない。



ソンダスにホワイトファイアルへ労働者達の薬を注文したことを伝えておいた。そのうちクインタスから薬が届くだろう。



農家にベッドを借り、今日メモした言葉の壁を翻訳してみた。
ノルド達にとって冷気は心地よいものだから、これは文字通りの褒め言葉の碑文だろう。決してルネリオが、火山地帯の夜も凍らせるほどのお寒い調べを奏でたわけではないことを願う。

フォーは「冷気」のドラゴン語。この言葉で、私も弱いながら口から冷気を吐けるようになった。攻撃を行えるシャウトの数を増やせば、あの洞窟へデルキーサス捜索に行けるかもしれない。となると、当分は言葉の壁巡りをする必要があるな。

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Author

UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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