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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201収穫の月29日(金)・午後




門番らの好奇の視線を受けながら、私はスカイリム最古の都市へと足を踏み入れた。
最初に目に入るのは、宿屋キャンドルハースホールだ。ノルド遺跡を思い起こさせる重厚な石組の建物。なかなか見事だ。
ついて早々、門の近くでノルドの男達がダンマーの女性に因縁をつけていた。しかしここでアルゴニアンの私が出て行けば、事は悪い方にしか転がらないだろう。幸い連中は言いたいことを言ってしまうと、すぐに解散してしまった。確かによそ者にとっては居心地の悪そうな町だ。



市場にはいくつもの露店が並んでいた。ノルドの店主もいるが、ダンマーやアルトマーの店主もいる。市場だけは誰もが自由に立ち入れるようだ。
市場の雰囲気に助けられ、心落ち着いてダークウォーター・クロッシングで聞いた錬金術師の店を探し当てることができた。



錬金術の店ホワイトファイアルでは、師匠と弟子が激しく言い争い、取り込み中のようだ。
病身をおしてどこかへ出かけようとする師匠を、弟子が止めていたらしい。
師匠の腕の良さは、弟子との会話の中で分かった。自分の病気を治す薬があれば、とっくに見つけているというのだ。すごい自信だ。



話が終わったようだので、私は弟子のクインタスに鉱山労働者からの手紙を渡しておいた。
この弟子もそれなりの薬が作れるようだから、将来有望なのだろう。薬の勉強に病気の師匠の世話と、なかなか大変そうだ。



師匠のヌレリオンは、もともとの気難しい性格が病気でさらに難しくなっている様子の典型的頑固爺さんだ。
弟子との会話の中でクインタスの未熟さを激しく罵っていたが、自分が亡き後彼が一人でも十分やっていける知識を与えようと、焦ってのことらしい。
そんな彼は、残された時間で自分の夢もかなえようとしていた。白き小瓶という伝説的錬金術師が残した作品を追い求めているという。一度夢をあきらめて、病気を治すのに専念してもよさそうに思うが……。薬がないということは、自然治癒も難しいのかもしれないな。



伝説的錬金術師クラルミルは太古の時代の人らしい。
店に並ぶ回復薬を私が見比べていると、よほど時間が惜しいのか、ヌレリオンは自分の研究の続きを始めてしまった。
それを見た弟子が彼の完璧な仕事に驚いている。



この師匠、考古学の知識もかなり深いようだ。墓に記された星の位置から、埋葬時期を算出したらしい。
この勢いでは、ベッドでおとなしく寝ていろと言っても無駄そうだ。
私は安い回復薬をふた瓶買って店を後にした。



御者の話では、アルゴニアンは港に追いやられているとのことだった。少し会いに行ってみるかと灰色地区を歩いていると、ノルドの少女に声をかけられる。マッチ売り……いや、花売りか。



非常に言い難いのだが、私も懐が寂しいのだ。
購入を断ると、少女はかなり落ち込んだ様子だった。



しょげかえる少女をその場に残し、気まずい思いをしながら港へ出た。



アルゴニアン達はここで働いているようだ。
新顔の私を温かく迎えてくれた。



彼らを雇っているのはトールビョルンというケチなノルドの男らしい。アルゴニアンの労働者ごときに正当な賃金を払うのはバカバカしいと思っているとか。
まあ沼地の仲間の頼みであるし、口をきいてみるくらいはいいか。今夜はキャンドルハースホールに泊まるつもりだから、多分そこの酒場で顔を合わせるかもしれない。



ふと川に目をやると、鮭が泳いでいた。何匹か捕まえれば、花一本の値段くらいにはなるだろうか。



鮭を売って稼いだ金で少女のいた場所に戻ったが、時刻が遅く彼女の姿を見つけることはできなかった。
肩を落として酒場へ向かう。カウンターの近くで、最近殺人事件で娘を失くした老人が寂しそうに飲んでいた。宿の女将に聞くと、彼がトールビョルンらしい。



私が話を切り出すと、弱々しかったトールビョルンの態度が一変した。彼曰く、港のアルゴニアン達は不真面目なのだそうだ。否定はできない。あの連中、「ときどき積み荷が消えるのはご愛嬌」などと言っていたからな。



しかしまともな賃金をもらえないから、積み荷をくすねるような真似をしていたのかもしれない。そちらに払う気がないのなら、私がいくらか小銭を持っている。
……同郷の仲間とはいえ見ず知らずの連中であるのに、私は何をやっているのだろう。せっかく稼いだ花の代金をトールビョルンに支払ってしまった。



さらに娘を失くしてさびしそうな彼に、ハチミツ酒まで奢ってやる始末。



宿には傭兵がいた。スカイリム最強と自称している。
彼に、傭兵になるにはどうすればいいか聞いてみた。まずもって強そうに見えなくてはお話にならないそうだ。私の場合、体格はいいし傭兵の鎧も身に着けている。そして頭の角もいい感じで、十分強そうに見えるからその点は合格らしい。さらに彼は私にどんな獲物を使うのか聞いた。素手だと答えると、それじゃ0点だと言う。



そう言われても、私は武器が嫌いなのだ……。傭兵はあきらめるしかないのだろうか。明日はどうやって金を稼ごう。川にいた鮭は今日でとりつくしてしまった。
悩みながら、道端で死んでいたヤギからはぎ取った肉と、編み込みパン、バターで空腹をしのいだ。
目の前にアップルパイがあるが、これは誰のだろう。つまみ食いをしたら、きっと衛兵沙汰になるな。

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コメント

1. 天賦の才とスゥームの習得

Lizardさんのプレイ日記、第11~20話まで読ませていただきました!!

スカイリムを始めたばかりの“あの頃”に戻れたような気がして、とても懐かしい気持ちになりつつ、新たな発見に感心しながら、日記を読むのを楽しんでおります! 「ドラゴンの調査」と「言葉の壁への接触」が始まりましたね!!

最初の“相棒”はジェナッサさんでしたか~! 序盤で500Gの出資って……ちょっぴり、ぼったくられっ…(た、高くないですか??)話術プレイをし始めてから、金にうるさくなってしまいました。想像になりますが、伝説の宝石・「ファルメルの目の価値=2500G」を高価、Lizardさんがいつも食べている「ニンジン=1G」を安価の基準に、考察。

Lizardさんが報酬を得るため、地道に薪を割ったり、依頼をこなして500Gを稼ぎ出した労力を踏まえると、スカイリムの貨幣価値は、『“現実の300倍”くらいに相当するのでは?』と、勝手に見積もってみました。その計算だと、ファルメルの目(2500G=75万円)。普通のニンジン1本(1G=300円)。同胞団の給与(100G=3万円)。傭兵の雇用1回分(500G=15万円)で、割と現実的な金額に。詳しく考え出すと、分布や〇〇レートのような…経済学的な概念があるのかもしれませんので、もう訳がわからなくなってしまいますが。(数学は苦手です…)

冒険心を除いて、単純計算のゴールドのみで考えた場合…「500G(15万)で誰か雇い、得体の知れない遺跡に向かい、生きて“ドラゴンストーン”を持ち帰る」。超ハイリスクかつ無謀な依頼ですよね…。ファレンガーはやっぱり、畜キャラのお仲間だと思います…アゴも長い!!(汗)

でも傭兵は…同胞団に比べて装備も強いし、Perkも保有していて頼もしい存在。そのまま、即戦力になってくれる良さがありますよね。これこそが…傭兵たちが順当だと言い張る、高い金額設定の謎かもしれないです。CKの設定を見ても、「Outfit」+「Perk」+「Class/LV」のバランスを統合して1人のNPCを完成形と見なし、製作者の方々が作成されている気がします。簡単にフォロワーになる人物と、大きなQuestで登場する目立つキャラとの間には……圧倒的な「伸びしろ」と「天賦の才」が存在していて、(スカイリム上に)生まれた時からの“素質の格差”を感じます。同胞団の目立ない人たちが、後の努力(自作Quest)によって差を縮められるよう…私もMod製作を頑張らねば!と思います。

Lizardさんの前では、まだ披露されていなかったかもしれませんが、「VanillaFollowersAI」のジェナッサさん必殺技、『死の芸術』に注目しています!!どんな堅い敵も“芸術的な剣技”で『貫通』してしまう所が、超オサレです♪ “アーマーブレイク系能力の使い手”は、スカイリムでは…とにかく貴重で、私の環境でも度々、大活躍しています!(同胞団Questテストの旅で、ずっと雇用していたので…その強さを知りました!)

麓ではキナレスの「空の声」で色々な野生動物の襲撃から守られて安心していたのに…山頂付近のフロストトロールには、自ら「揺るぎ無き力(Fus)」を試してしまうあたり、Lizardさんの好奇心旺盛さとドラゴンボーン的な素質を感じました。そして、怒り狂ったトロールが修道院の中まで着いて来てしまう、という異常事態に…爆笑しました!! ラットウェイから、ラグドフラゴンへ間違って突入した者たちの悲劇のようです…(^^;)

“あるある”になりますが…スカイリムのプレイヤーのうち約99%は、修道院の門をくぐった後で…シャウト見たさ・強さ知りたさに、『必ず一度はグレイビアードを怒らせる行動に出る法則』があると断言できます。

私が特に「変な事したがり系のプレイヤー」だからかもしれませんが、“ファルカス”としてプレイしていた時は、彼らが“ただの人間”か“言葉の神”なのかを見極めるため…修道院に入った瞬間に人狼化し、真っ先にアーンゲール師を仕留めようと噛みつきました。中庭の崖や塔に居る時に、背後から奈落の底に弾き飛ばしたりも。人狼時には正体さえバレなければ、罪に問われませんし…今となっては良き外道の思い出……既に時効です(狂乱) しかし何をしても、しばしの息切れ程度にしか通用せず、ハイフロスガーの谷底からいつの間か館に戻って来ており、シャウトで返り討ちにしてくる彼らは―――まさしく、“言葉の神”だったようです。

プレイしていると大抵、製作者の思惑通りの行動に誘導されてしまいます。ここでも私はまんまと、ベセスダの“心理トラップ”に嵌められました…。なので、UNIさんのプレイ日記の『残り1%に属する、型にハマらないプレイスタイル』。『手荒なやり方を使わずして、彼らの力の存在を垣間見る』。など、意外性に富んだストーリー展開に…かなりシビれてます!!

ファルログのテストプレイ日記では何故か、「アシス達があっさりスゥームを身に着けてしまった!」のですが…Lizardさんのように元々の素質が無い者は、ウルフリックを始め、若い頃から何年も修行をして、ようやく一語のシャウト覚えられる事になっていたのだなぁ~、と思い出しました。今度、製作記録と関連付けて…自作キャラの人物設定や背景を徐々に掘り下げていきながら、彼らの“修行の物語”を書いてみたい気持ちになりました♪

追伸
『グルメタイム』、毎回楽しみにしています。
1つだけ、規則性を発見できました!Lizardさんは、無類の「バター好き」のようですね!!パンとかスープとか、野菜にディップしてみたりと…バターを毎日欠かさずに摂取していました。スカイリムには、牛を放牧している農家はあっても、酒類の醸造所のような…乳製品の加工場が見当たらないので、アレが海を渡って流通して来ているのか?帝国の輸入品なのかが…ふと、気になりました。大量生産ではなく、家庭の“調理鍋”や“壺”で撹拌し、丹念に作っているのだとしたら…相当、骨が折れる高級品ですよね。なのに、原料の「ミルク」よりも、なぜか安く取引されている…。長期保存できる加工品よりも、フレッシュな食べ物が重要視されているのかは不明ですが、きっとどこかに道化エルフのような、“詐欺師”が居るのは間違いないでしょう……(^ω^;)

Re:天賦の才とスゥームの習得

傭兵の雇用費500Gは一見高そうですけど、どんなダンジョンに潜ろうがどんなに長く雇用していようがお値段据え置きなので、やはりかなり安い方だと思います(^-^;) 初期雇用費500Gで、その後一日当たり100Gとかだと適正になりそうな気も。同胞団も仕事一つ100Gは、待ち受ける危険からすれば薄給でしょうね……。彼らはお金より名誉を重んじているし、衣食住は保障されているっぽいので報酬というよりお小遣い感覚なのかも。
CKで見ると、傭兵達のステータスは抜きんでて充実していますね。逆にそれ以外の同胞団や各地のフォロワー達は、Modで強化しやすいプレーンな状態になっているのかもしれません。ファル粕さんのところのアシス達が、クエストをこなすにつれ少しずつ技を身につけていっているのはとても面白いです。フォロワーの成長が見れる強化の仕方は、バニラのフォロワーでは珍しいかもしれませんね。

ハイフロスガーでグレイビアードに挑むプレイヤーって、そんなに多いのでしょうか。なんと無謀な(( ;゚д゚)) ヘルゲン脱出後、リバーウッドでうっかり鶏を殺して村人全員から追いかけられた挙句ホワイト川に浮いたことのある身としては、師と呼ばれる人達に手を出すなんて怖くてできなかったです。今回Lizardでフロストトロールを連れ込んでみた時も、なすすべもなくハメ殺されるトロールを見て、やっぱりこの人達に喧嘩を売ってはならないと再確認しました……。

>無類の「バター好き」
じ、実は、バター好きというより、お金が足りなくてハチミツ酒が買えない時の飲み物替わりだったりします(>_<;) 使うと「ゴクッ」という効果音が鳴るので、スカイリムにおいてバターは飲み物らしいです。確かにバターってなぜかミルクより安くてお手軽ですよね。Lizardがまた夕食に飲み物を買わずバターを買っていたら、懐がかなり寂しい状況に陥っているとお察しください(^-^;)

Author

UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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