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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

4E201収穫の月28日(木)・ダークウォーター峠

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4E201収穫の月28日(木)・ダークウォーター峠



ミラーク信者達をのして、宿で軽い朝食をとる。軽かった懐がさらに軽くなった。今夜の宿代と食事代くらいなら何とか持つだろう。
私はダークウォーター・クロッシングへ向け出発した。



道中、コインの一枚でも落ちていないか淡い期待を抱いているのだが、山道は掃き清められたようにすっきり綺麗だ。



足元に気を取られ、ふと顔を上げると目の前に食事を終えたサーベルキャットの雄姿があった。
幸い世界のノドの再巡礼で、キナレスの加護が続いている。加護が無ければ私は食後のおやつになっていただろう。



道を下りながらずっと左手を流れる川が気になっていた。
山道をよちよち歩いて下るのが常識だろうが、私はアルゴニアンだ。アルゴニアンにとっては川も立派な道になる。
かなり落差の大きい滝だが、滝下の水深はあるようだし飛び込めないことはなさそうだ。そして私はヘルゲン以来、スカイリムの川を一度として泳いだことがない。



もう我慢ならん。
私は狙い澄まし、旋風の疾走を使って滝つぼへ飛び込んだ。途中突き出た岩にぶつかったが大したことはない。
なんと気持ちがいい!



素晴らしい気分転換だった。これだから滝下りはやめられない。記憶を失う前の私も、きっと滝からダイブするのが好きだったはずだ。こんなに心躍るとは。



濡れたマントを軽く絞り、私は旅の続きに戻った。この橋を渡れば目的地方面へ出れそうだ。



橋を渡ったあたりから空が晴れてきた。
街道の向こうから私と同じアルゴニアンが駆けてくる。「やあ、沼地の兄弟」と声をかけようとすると、相手は懐からダガーを取り出してきた。残念ながら仲良くはなれないようである。



しかしこの追剥も運が悪い。
私は金を持っていないのだ。金を出したくても、金を出す選択肢がないのだ。



ならば身ぐるみ剥いでやるとばかりに、追剥は襲いかかってきた。
拳を構えた私だが、思いがけない加勢を得る。橋の近くで獲物を探していた狼だ。



狼の加勢を得て追剥を退治する。戦闘中、さらにどこからともなくスキーヴァーが現れて力を貸してくれた。
こうなるとさすがの追剥もひとたまりもない。本当に運の悪い奴だ。



追剥にとどめを刺して満足していると、スキーヴァーと狼が喧嘩を始めてしまった。



スキーヴァーは群れにでもならないかぎり弱い生き物だと思っていたが……。
認識を改めねばならないようだ。



追剥に出せる金もなかったものだから、少し気になって追剥の懐をさぐってみた。
こいつも現金は持っていないが、金になりそうなものは持っているんだな。泥棒の物を取るのも泥棒だから、手はつけないでおく。



ようやくダークウォーター・クロッシングへ到着だ。
ここは私が反乱軍の首領と一緒に捕まった場所でもある。帝国軍との戦闘が起きた場所を探せば、なにか私自身の手掛かりがつかめるかもしれない。



村の者達に帝国軍の捕り物について尋ねるも、人々は詳しくは知らないと首を振った。戦闘があったことしか知らないようだ。まあ下手に首を突っ込めば、私のように反乱軍と一緒くたに捕まってヘルゲン行きになっていただろうから、仕方ない。
村人達の目下の関心事は、デルキーサスというアルゴニアンの鉱山労働者が最近姿を見せていないことと、鉱山深くで発生するガスに労働者が苦しめられていることくらいだ。



デルキーサスはあの滝付近で魚採りをするのが好きだったそうだ。
私もアルゴニアンなので、その気持ちはよく分かる。私は滝下りしかできないが。



まさかこれを登ったのか、デルキーサス。若いアルゴニアンならありえるかもしれない。
私は心配になって滝つぼを一通り泳いでみた。死体はない。デルキーサスはどこへ消えたのだろう。



上流へ登れる道を探していると、滝の近くに小さな扉があるのに気が付いた。ダークウォーター峠を抜けるトンネルか?



中を覗くと、不思議な輝きが洞窟内に満ちている。光るキノコの胞子だろう。ブリーク・フォール墓地でも見た。あちらは洞窟が屋外に通じていたから、ここまで空気が淀んでいなかったが。
もしかしたらここにデルキーサスとやらがいるのかもしれない。



淡く輝く霧の向こうで、何かが動いた。尖った耳に退化したような目。なんだあの生き物は。



気味の悪いゴブリンだかエルフだかに突然切りつけられる。私は盾を取り出し応戦した。
しかし最初に受けた刀傷が妙にうずく。どうやら毒が塗り付けてあったらしい。敵の刃物で切り傷が増えるたび、私は想像以上の消耗を感じた。
さらにどこからともなく飛んできた矢が肩口に刺さる。私はヒストの力を呼び起こした。矢にも毒が塗ってあったのだ。ヒストの恩恵をもってしても、毒は確実に体力を削っていく。
これはもう尻尾を巻いて逃げるしかない。



村へと逃げ戻り、矢を抜いて毒の痛みをエールで紛らわせる。
仕事を終えた鉱山労働者が、ウィンドヘルムの錬金術師について教えてくれた。彼は超がつくほど気難しいハイエルフだが、いい薬を作るということだ。訪ねてみようか。ここの鉱山労働者達も、鉱山の毒ガスに効く薬を彼の弟子に追加注文する予定らしい。依頼の手紙を用意している者がいたので、私が配達人をかってでることにした。

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Author

UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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