ヴィルスールさんが息絶えると同時に、ギレボルさんが現れました。プレイヤーの正体を見ても動じる様子はありません。
それよりも実の兄弟が自らの意志で凶悪化していたことに少しだけ驚いたご様子。
ヴィルスールさんの亡骸を調べると、疾病退散の薬を見つけました。最高司祭ともあろう方が、なんの病気を治したかったんでしょうか。
誰よりもアーリエルの救済を求めていたのは自分自身だったというのに、復讐なんかに執着するから……。
駄々っ子のような兄弟が亡くなり、生き残りのスノーエルフはギレボルさん一人になってしまったようです。しかし聖堂を取り戻した彼は、ファルメル達がいつか元通りの姿に戻ると希望を持ち始めていました。職務放棄した最高司祭にかわって騎士司祭が代理を務めることで、むしろこれからアーリエルの加護が、ファルメル達にあまねく広がっていくのかもしれません。
気前よく約束のアーリエルの弓もくれました。きらきら光ってて綺麗です。
ギレボルさんは神殿を守るためにここに残るとのこと。
神殿の外はファルメルだらけだけど、大丈夫なんでしょうか。ときどき掃除しに来てあげてもいいかもしれません。いや、掃除していいのかな……。
バルコニーで一泊し、ヴィルスールさんにも最後のお別れ。
胸に刺さったアイススパイク、いつになったら消えるんだろう。
帰りは祠の転移門から行けば早いのですが、ちょっと取り残した本があるので別ルートをとります。
ファルメル語で書かれた謎の本第2巻。本来であれば氷の巨人から奪うパラゴンと転移門を使わなければ手に入らない場所にあるのですが、小耳にはさんだ裏ワザを駆使すればこのバルコニーから取りに行くことも可能です。
バルコニーの東側へ向かってアーチの柵を越えます。眼下に川が流れていますが、その川端に行き倒れの巡礼者と本が落っこちているのです。
もちろんここから飛び降りれば、落下死は確実。そこで落下ダメージをキャンセルする小技を使用します。
地面に衝突する手前、インベントリから適当なアイテムを足元に向かって捨て、それにぶつかってダメージを受けます。これで落下ダメージがアイテムとの衝突ダメージ(プレイヤーとアイテムの相対高度差分だけのダメージ?)に置き換えられてしまうそうです。あとは残りの高さ分の落下ダメージを受けて着地するだけ。
なんだか、乗っているエレベーターが落ちても地面に衝突する前にジャンプすれば助かるという迷信に似てます。
バルコニーの崖から飛び降りて落下ダメージキャンセル。あとは徒歩で川を渡れば本を取得できます。
落下キャンセルは初めてやりましたが、うまくいって妙に大満足。スリル満点で楽しかったです。ダメージキャンセルには木の皿と木のお椀を使用しました。
謎の本も全巻手に入れて意気揚々の帰り道、氷湖で木の皿を思いがけず発見しました。感動です。まさか見つけられるとは。
お椀の方は行方不明。かなり高い所からプレイヤーに当たって跳ね飛んでしまったので、皿だけでも見つけられたのは奇跡でした。
木の皿は命の恩人ということで、末代までの家宝にしよう。
さて、スカイリムへと戻ってきました。
勢いついでにもうこのままヴォルキハル城へ突撃します。
城の桟橋にはいつもドーンガードの斥候がいますが、それも今日が最後。
太陽の専制を終わらせるという過激な思想を持つハルコン卿がいなくなれば、ドーンガードもそこまで必死に活動しなくてよくなるはずです。
城の皆さんはアーリエルの弓が手に入ったことを喜んでいました。
デキソンさんは相変わらず。そのうち日の当たる場所に家を見繕ってあげますよ。
吸血鬼達は誰に話しても、早く弓をハルコン卿にお渡ししろの一点張りです。
ふーむ……。
弓を渡したら私は用済みとかにされませんよね。
ガラン・マレシさん辺りは、ハルコン卿のもくろみを知っててプレイヤーを急かしているんじゃないかと思えて仕方がないです。
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