墓で会おう、急いでくれーーラリスより。
前回の手紙はもう少し文章が多くて署名もきちんとしてたのに。走り書きの手紙みたいです。
またドラウグルが出たそうです。
一体いたら数十体はいるものなので、もう少し気をつけて欲しかった。ノルド遺跡を発掘するダンマーの雇われトレジャーハンターの感覚って、結局この程度なのかもしれません。インペリアルの考古学者サースタン氏は最初からプレイヤーを護衛に誘うくらい、しっかりしてるんですけどね。
内部にはまたデスロードさんがいました。一体だけなので危なげなく掃討完了。
殺された労働者達の中には、名前の付いている人たちもいました。
ミレリさん……。
お給料をお母さん宛の手紙に包んで送ろうとしていた矢先のことだったようです。
ラリスに報告。今度は傭兵も雇うからもっとお金がいるとのこと。
発掘作業を進めるごとに、プレイヤーとラリスの業が深くなっていきます。
しかし今回はこちらにも考えがあります。墓を掘り返すなら、傭兵だけじゃ足りません。死者の魂を鎮めてくれる人も必要です。
「アーケイの守りは絶対だから!」
このフレーズを無邪気に唱える人種の方々です。
スカイリムへ帰還。がしかし、マルカルスのアーケイ司祭は完食済みでした。
そこで自作フォロワーで代用します。SLFollowersのヴァーニス司祭一行。
コルビョルン遺跡警護の契約として一人500ゴールド日当10ゴールドを約束し、自腹で雇うことにしました。
遺跡に戻ると、発掘キャンプがかなり賑やかになってます。
墓地内には傭兵の姿が。強そうには見えます。
ヴァーニス一行には、ミレリさんが殺されていた場所に張り込んでもらうことにしました。
入り口から少し距離があるので、分担して敵の撃破ができそうです。
アーケイ司祭がいれば大丈夫だよね。
……大丈夫な気はあんまりしないけど。
数日後テル・ミスリンに寄った時、配達人が3通目の手紙を届けに来ました。
ーー時間がある時にでも寄ってくれ。
何か遠慮がちな書き方がされてますが、署名すらありません。
今回は労働者達も全滅せずに済んだようです。傭兵のおかげですね。で、こちらが雇った三人組はちゃんと仕事したんでしょうか。
ちょ……っ、隣!
例の場所ではドラウグルが仁王立ちでプレイヤーを待ち構えており、ヴァーニスには無反応。こちらがある程度近づくまで戦闘すら始まりませんでした。
しかもこのアーケイ司祭は、アンデッドのみに効果がある炎のマント的な魔法を使います。
話しかけにプレイヤーが近づいたら、燃やされました。そうか。吸血鬼もアンデッドなんだった。
合流してドラウグル退治です。アーケイ司祭だけあって、派手にドラウグル達を燃やしてくれます。
熱っ! そんなところで膝つかないで!
微妙な感じで通路に挟まれて、プレイヤーは逃げるに逃げられません。回復魔法を自分にかけつつ、ジャンプ連打でどうにか脱出。
2回くらい味方に焼き殺されました。
仲間を増やしたつもりだったのに、かえってドラウグル討伐の難易度をあげてしまった気がしてなりません。
広い場所に避難したらもう近づかず、遠くからみんなの活躍を見守ることに。まあ、わりといつものことなんですが。
発掘自体は大詰めを迎えていたようです。
もっとたくさんの傭兵と労働者が必要とのこと。あの三人組もまた遺跡に置いてきたんで、役立ててやってください。
ラリスもお疲れのようだったので、サドリ・スジャンマを差し入れようとしましたけど、あっさり断られました。飲まない人なのか。
5000ゴールドは受け取ってくれました。前回3000ゴールド渡した時は50倍にして返してやるって言ってたけど、もう期待はできそうにないですね。アージダルの遺物は回収できてるんですが……。
何気にお金の単位がセプティムなのが分かる選択肢です。
ラリス、セロさんを雇えばいいのに。でも雇い賃500ゴールド。たった一人でこれだけの金額って、かなり高いんでしょうね。
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