市警隊いわく「最近の殺人は全部お前のせいにしなきゃ。ああ忙しい」
ネポス屋敷の住人全員殺害事件を起こしたのは自分だし、それがエルトリスさん殺人事件の原因にもなってるだろうし、あながち市警隊も嘘ばかりは言ってないよな、と妙に納得。素直にお縄になりました。
シドナ鉱山で服役です。関係ないですが、監督のオーク姐さんが結構美人です。お化粧もばっちりしてますし。本当に、関係ないですけど。
鉱山内にはたくさんの囚人がいます。オークやノルドもいるようですが、ブレトンの姿が多い。
しかし全員がフォースウォーンというわけではないようです。「フォースウォーンじゃないけど、ここではフォースウォーンになったほうが楽だから」と話すブレトンもいました。
マダナックは囚人達のボスもやっているようです。このオークが用心棒。
オークの性格からして、マダナック王は実力でボルクルさんを一度コテンパンに打ち負かしたに違いないと推測。
だったら俺もお前を打ち負かす! ということで再び殴り合い。
囚人達も何ごとかと集まってきます。
見るからにかわいそうな運命を持ってそうな囚人がいました。しかもノルドじゃないか。ノルドに恨み骨髄のフォースウォーンだらけな鉱山なのに、大丈夫か、この人。盗みを3回やって今じゃ終身刑という人らしいです。
勝った。
オークの血は酸っぱい。
ボルクルさんからマダナック王に会う許可をもらいました。
その時近くにいた囚人がぽつんと一言。
……それ、ネポスさんちの女中と同じ名前。まずい……。
問題のマダナック王。なかなかいい暮らしをしていらっしゃいます。意外とお年なのね。
矢継ぎ早に耳に痛すぎる言葉を浴びせてくる王様。ブレトンだけあって口が達者です。
好きなんですよね、ブレトンの言う皮肉。ウィットに富んでて、ときには素朴な真実を抉り出すような感じで。
シルバー・ブラッドはマダナック王をここで飼うことに意義を見出し、王はその身に甘んじながらずっと隙をうかがっていたらしい。
「自分達の土地で罪人にされた」ってかっこいいフレーズです。
王様はブレイグという名の囚人から、ここに入れられたわけを聞いてこいと言います。
囚人の中で一人だけ、自分の身の上を語らなかった彼。王から言われてきたと伝えると、重い口を開きました。
マダナック王とちょっと話をしたことがあるだけで有罪、死刑を宣告されたとき、幼い娘さんが代わりに自分を死刑にしてくれと懇願。市警隊は本当にそれを実行してしまったとか。彼は娘の処刑を見せられた後、終身刑としてここに収容されました。
自分の怒りしか正当化できないという彼。怒りで気が狂ってもおかしくないほどの経験をしたのに、かなり自制の効いた言葉です。
このクエスト、重い。重すぎます。そしてエグいです。
王様に話を聞いてきたとご報告。
同情はしない、理解もしない、とりあえずここから出られるなら手でも足でも何でも貸す。
だからこれ以上ダンマーを巻き込まないで!
あの人、やっぱりかわいそうな運命が待っていました。
囚人の中では彼だけが小物感漂いまくってましたしね。脱走の企みを嗅ぎつければ、密告で自分ひとり利益を得ようってのもやりかねない。
グリズバーさんの近くで鉱山労働をしていた人。
あの錬金術屋のおばあちゃんの身内? 彼も身に覚えのない罪でここに入れられたというからひどい話です。
グリズバーを殺ろうと思ったのですが、一発殴ったら奥へ逃げていき、その先でブレイグさんにツルハシをぶっ刺されてました。しかもブレイグさん、オークフレッシュ使ってたし。
ここの囚人達、魔法を使えばいつでも脱走できるんじゃないのだろうか。
死体には困らない鉱山らしいし、死霊術士がいたらとんでもないことになりそう。魔法のある世界で丸腰にしたって、何の気休めにもなりませんね。召喚武器すらあるんだから。
「グリズバーは死んだ」と報告したのであって、「殺した」ではないです。
いいのかな、これで。なぜか信用されてしまったけど。
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