宮廷魔術師のウーンファースさん。いかにも疑われそうな名前です。



死霊術には詳しいのかな。
彼の話によると、これまで殺人事件のあった暦に何か法則性があるらしい。
これまでの事件は収穫の月の土曜日から薪木の月の水曜日に起こっていたのかな。
そして次の事件はすぐにでも起こりそうな感じだそうで。



クエストでは夜に石地区で見回りをすると出たのですが、経験上、ウーンファースさんとの会話をしたその日の夕方に事件発生のパターンが多かったため、王の宮殿を飛び出したら臨戦態勢で一目散に石地区の市場へ。



市場へたどり着くとそこにはもうカリクストさんの姿が。間に合ってよかったと安堵するも、カリクストさんはのんびり市場の賑わいを眺めるばかり。
……役者が揃ってないみたいです。



これでは完全にプレイヤーの方が不審者です。



武器収めたほうがいいのかなと不安になりかけた頃、ようやくアリバンヤさんが到着。
カリクストさんがダガーを引き抜いたのを見計らって、戦闘開始です。それにしてもどうしてこんな人目のあるところで女性を殺そうとしたんだろう。



カリクストさんを倒してクエスト終わり……のはずでしたが、どうも誰かが衛兵さんに誤爆したらしく、戦いが始まりました。セラーナさん、マーキュリオ、二人ともやめてくれ！



永眠したばかりというのに、セラーナさんに叩き起こされるカリクスト氏。
衛兵の死体が転がり、さらに応援の衛兵まで駆けつけてきてなかなか戦いが終わりません。
逮捕してもらおうとこちらが武器を収めてみても、衛兵はフォロワー達との戦闘で見向きもしてくれない。



最後の衛兵が倒れてようやく戦闘収束。
……アリバンヤさんを助けようと、あんなに急いで市場に駆けつけたのに。
彼女、衛兵に加勢をしようとして、マーキュリオの雷魔法でどこかへすっ飛ばされたのを見たんですけど、やっぱり助からなかったか。



とりあえず執政に報告して、この一件の責任をとるため牢獄へ入ろうと覚悟を決めたのですが……。
もはや逮捕すらされない極悪人になっていたらしい。
宮殿前の衛兵達にはなんの咎め立てもされなかったんですが、首長は許してくれませんでした。それより両手斧を引っさげた後ろの熊さんが怖い。



ウィンドヘルム総祭り状態。もうお手上げです。
投降も受け入れられないので、回復薬をがぶ飲みしながら城壁の門を飛び出しました。
移動速度を上げるため軽装から服に着替えたんですけど、ウィンターホールド大学のローブはまずかったかな。



戻れません。絶対戻れません。
セラーナさんとマーキュリオがまだ戦っていようですが、あの二人なら自分で自分の面倒がみられるでしょう。そもそもこの混乱を引き起こしたのは、魔法の狙いが不正確だったセラーナさんかマーキュリオにあるわけだし。いやそれとも、こちらがカリクストさんを攻撃するの早すぎて、犯罪扱いになったのかな……。



逃走中、旅のオークに襲撃されました。もうそんなに知れ渡っちゃってるの？！
回復薬も残り僅か。何か逆転アイテムはないかとうろたえるあまり、ジェイ・ザルゴの巻物を意味もなく使ってしまう。アンデッドを焼いて来いといわれたけど、これ自分自身はカウントされないのか。



なんとか勝ちました。
そういえばランプの油を補充していませんでした。暗すぎて右も左も分かりません。
辺りを見回すと、夜空にくっきりタロス像のシルエットが。ということはあっちが北か。ありがたいです。
南に行けばミックスウォーターの工場があります。



工場の廃屋へ避難。
フォロワー達も追いついてきました。マーキュリオは膝をついてますね。みんな無事で何より。
今頃ウィンドヘルムでは賞金首の張り紙がでている頃かもね。



で、君達。今回の件について話し合いたいんだけど。
セラーナさんがなぜかそっぽを向いたまま、こちらを見てくれません。思いっきり近づいて横に立っても、すぐに壁の方へ顔を背けます。
やっぱりなにか後ろめたいことがあるのか、それとも彼女を放ったらかして一人逃げたプレイヤーに抗議しているのか。



マーキュリオがひどく眠たそうな顔のまま固まってしまったので、とりあえず今日は就寝です。
物資がいろいろと足りませんけど、コーナークラブで食料だけでも買い物しておいてよかった……。

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