やっとレッドウォーターの隠れ家に着きました。
入り口でしょっぱなからスクゥーマ買いたいなら地下へ行けと言われます。
ガラン・マレシさんからどういう経緯でここへ行けと言われたのか、すっかり忘れているのでもう言われるがままにしますよ。
武器を収めて、地下へ降りればいいのね。人数が多いのもあれなので、ドヴァキン姐さんとイリアさんには表で待ってもらうことにします。
なんだかそれっぽいスクゥーマ売り場。やたら安いレッドウォーター・スクゥーマが目玉商品らしいので買ってみます。吸血鬼だから、飲んでも平気だよ……ね。多分。
どちらのブースでいただこうかとウロウロ。
お前はヘルゲンの、とこちらの顔を知っているらしい帝国兵と会いました。ドラゴンに焼かれた傷が痛み、痛み止めを求めてとうとうこんなところへ来てしまったようです。なんとも悲しい再会。あれからお互い、堕ちるとこまで堕ちたわけか……。
健康ドリンクのつもりでレッドウォーター・スクゥーマをキメたら、画面が暗転して牢屋へと飛ばされました。
「こいつで最後よ」というディーラーの冷たい声。そして見慣れない吸血鬼の男。
人間をニセスクゥーマで気絶させて食料確保をしようという、吸血鬼の陰謀だったようです。
吸血鬼でさえ、プレイヤーが吸血鬼だと気づいてくれないなんて……。悲しい。
こんなところ、さっさと出てやる!
牢屋の鍵をロックピックで解錠し、大暴れ開始です。
牢周りの敵を倒したら、ブースに待機させていたドヴァキン達と合流。
隠れ家の地下に広がる洞窟は、やはりと言うかとても暗いです。
久しぶりに使ってみた吸血鬼の暗視。ランタンの油の節約にも、敵に見つからないためにも、しばらく活用しよう。
Dynamic Vampire Appearanceで暗視の時だけ目が光るようになってます。猫になった気分。
奥にいたヴァンパイアに、「ご馳走が来た!」と襲いかかられました。本当に悲しいです。
こちらはただの吸血鬼どころか吸血鬼の王の力をもらったってのに。そんなに吸血鬼オーラがないのでしょうか。
探索中、ふと振り返るとそこに変態がいました。
そのファッションは思いつかなかった。
掃除人が拾った防具でいろんな格好をしてくれるのが地味に面白いです。
鉄の兜の代わりにクラヴィカスさんの仮面をつけたら、変態度がアップしそうですね。
洞窟の奥には典型的なノルド遺跡が広がっていました。
スカイリムの地面を掘れば、ノルド遺跡かファルメルの巣かドワーフ遺跡かブラックリーチか、どれかにぶち当たるようです。どれもろくなものではありません。
ドラウグルは稼働していないもの、やたら罠が多い。
二段階式ビッターン扉。一回死にました。ドヴァキンが床のスイッチ押すんだもの。
レッドウォーターの泉を発見したヴェナルス・ヴルピン氏。
その辺に置き忘れられていた彼の日記を見るに、サマーセット島からわざわざこの寒々しいスカイリムへ遊びに来たようです。来た場所が悪かったようだな。
仔細な泉の研究記録を残していた律儀な彼。絵も上手。
絵の描けない人が苦労して描いたレベルではないと思います。
ヴルピン氏の食卓に、すごい格好の死体が……。
あ、だめだめ。
それは子供の飲み物じゃない。
最深部。ようやくレッドウォーターの泉を拝むことができました。
元はアーケイの司祭達が崇めていた話ですが、吸血鬼病に侵された司祭が恋人とともに仲間の司祭を虐殺し、それ以来泉は赤く染まってしまったそうです。研究日記には第一期の頃とあったので、4千年以上は軽く経っているのでしょうか。気が遠くなるような歴史のスケールですね。
泉の水を聖杯に汲んだところで新手の吸血鬼達が登場。スタルフさんとサロニアさん。
こちらを他所に二人であれこれ話を始めました。聞けばヴィンガルモとオースユルフの名前がちらほら。
あの二人の権力争いに巻き込まれたのかしら。そうこう話を聞くうち、サロニアが手柄を独り占めしようと仲間割れを始める始末。怒るスタルフさんでしたが、うちのドヴァキンが物理的に二人を黙らせて場を収めてくれました。
それにしてもヴィンガルモとオースユルフ。城に帰ったら文句を言ってやりたいです。
空気の悪い地下から戻ると、清浄な夜が待っていました。
綺麗なお月さまに心が洗われます。
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