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方向音痴のSkyrim

PCゲーム「Skyrim」の雑多なCKいじり日記

セリフ用Questの作成【セリフの登録】

「DialogueFollower」がカバーしていないボイスタイプや、特定のカスタムフォロワー用の、雇用中の一言セリフを作成していきます。
前提として、すでに一通りのセリフを考えている事が必要です。HelloやIdleなどのセリフは、音声無しだと字幕が一瞬で消えてしまいます。「Fuz Ro D-oh - Silent Voice」などのMODを併用しないとせっかくのセリフが読めないことが多々あります。
自前で音声ファイルが用意できるのであればなにより。

ここではミラベルとアンカノの声を使って作業を行います。

彼らの音声ファイルはあらかじめ「Skyrim - Voices.bsa」から「BSA Browser (FOMM fork)」を用いて抽出。fuzファイルを「Skyrim Audio Converter」でmp3に変換してから実際の音声を聞き、使えそうなのをメモしました。

 
 
セリフはどんなConditionをつけるか、Random設定をつけるかなどあらかじめ考えて、だいたいの並び順まで考えておきます。後からセリフを並べ替えることも可能ですが、数が多くなると少々手間なので。
各Topicごとに、システムは上からセリフの設定やConditionなどの判定を行い、最初に条件に合ったものを再生しようとします。これを念頭に置くと、上にあるものほどConditionの条件が厳しく、下にあるものほど条件が緩くなるよう並べればだいたいこちらの思惑通りに話してくれます。RandomEndのフラグを使いたいセリフも、全てのRandomセリフの下に置くようにします。


ミラベルとアンカノのセリフには、プレイヤーがアークメイジになっているとき専用の受け答えを用意してみました。「プレイヤーがアークメイジになっている」は唯一の事象なので条件はきついです。そして他の受け答えのセリフより優先して使ってほしいです。よって、各Topicでも最上位に置く必要があります。

これらのセリフに加え、ミラベル、アンカノのボイスタイプは、Priority「0」のQuest「DialogueGenericUniqueVoices」で一般的な受け答えや戦闘用のセリフが用意されています。フォロワーになっていてもこのQuestに登録されたセリフを話してほしいので、自作Questに登録するセリフは全てRandomや「Hours until reset」を設定し、「DialogueGenericUniqueVoices」のセリフを再生できるようにします。


具体的にやってみます。


「Object Window」からCharacter > Quest を選択し、Questを新規作成します(右側の一覧内で右クリックしてNewを選択)。
上図のように、Priorityを「51」に設定し、IDを入力。「Start Game Enabled」にチェックが入っていることを確認し、「Run Once」のチェックははずします。
ここまでできたら一度右下のOKボタンを押してQuestを確定します。



作成した自作Questを再度開きます。
上部に並ぶボタンが増えて、さまざまな項目が設定可能になっているはずです。
まずは戦闘中、敵に向かって言うセリフである「Taunt」を設定してみます。上部から「Combat」を選択。
中央のTopic欄で右クリックしてNew Topicを選びます。



小さなウィンドウが開くので、「Taunt」を選択してOK。



さらに小さなウィンドウが開くので、Topicの名前を決めます。とりあえず、分かりやすいIDにしました。



「Taunt」用のTopicができました。ここでようやくセリフを登録する準備ができました。
Topics欄から作成したばかりのTopicを選択し、右の一覧内で右クリックしてNewを選択。



縦長のウィンドウが開きます。
Responce Textのところにセリフの字幕を入力します。Scripts NoteとEditsはセリフに関するコメント欄(セリフの言い回しなど声優さん向け情報?)らしいので、普通は使用しません。
Idle Animations欄やAudio欄のEmotion Typeなどは好みで編集します。今回は戦闘中なのでアニメーションなどはさせません。Emotion Typeを"Sad"にして、悲しい顔だけさせてみることにします。
これでいったんOKボタンを押します。



セリフ(Info)ができました。複数行にわたる長いセリフは、上のResponse欄の中で右クリックしてNewを選ぶと、2行目以降のセリフが登録できます。
次に、セリフが話される条件やRandomなどの設定を行っていきます。今の状態ではなんのConditionも設定されていないので、Skyrimの全てのNPCがこのセリフを戦闘中に話すことになってしまいます(多分、Voice Typeの設定で「Allow Default Dialogue」にチェックが入っているボイスタイプ全て)。



ミラベル本人だけがこのセリフを話してほしい時の設定。
Actorを直接指定してセリフを話すNPCを制限する方法があります。万一、ミラベルと同じ声を使ったカスタムフォロワーが別にいても、そのフォロワーにこのセリフは適用されません。一番間違いがない設定かと思われます。



しかしミラベルボイスを使ったフォロワーは、本人をフォロワー化するModでもなければ、まずいない気もします。少し条件はゆるくなりますが、「ミラベルボイスを持ったNPC」という条件でもそれほど問題は生じないかと思われます。今回はこちらを採用します。問題があれば後から変えればいいだけです。



さらにこんなConditionも設定します。プレイヤーの体力がゼロ以下になった時です。プレイヤーが死ぬと、タイミングさえ合えば、ミラベルが「大丈夫ですか?歩けますか?」と切羽詰った声で叫んでくれます。

……「Taunt」のセリフの使い方から逸脱しますが、戦闘中頻繁に再生されるTopicであることに目をつけた設定です。
普通ならプレイヤーが死ぬと、戦闘が続いていれば敵味方から無視され踏んづけられ、戦闘が終われば殺害者である山賊などに「なんか用か」と声をかけられるだけです。さびしいではありませんか。フォロワーがいるなら、せめて最後の瞬間にこちらを心配してくれる声が聞きたいじゃないですか。ということで、「Taunt」の変則的使い方の一つとして、こういうのもありでしょう。
同じやり方で、プレイヤーの体力が低くなると「ここは俺に任せて下がってろ」とか「まだまだ未熟ね」とかフォロワーに言わせることもできます。
逃走時に言う「Flee」に、「やべぇ、急用を思い出した」というセリフをRandomチェックなしで登録したら、逃げる時必ず最初にこれを言うはずなので、フォロワーの個性を引き立てたりできるかもしれません。

一般的な戦闘中のセリフは「DialogueGenericUniqueVoices」が全て引き受けてくれるので、このQuestでは追加の挑発用セリフや変則的なセリフを扱うことができます。



Randomにもチェックを入れて、最終的にこんな感じになりました。倒れたプレイヤーを気遣うセリフなので、雇用中かどうか関係なく言ってほしいです。

次に、音声ファイルの準備をします。
Respons Textのセリフ字幕をダブルクリックします。



字幕を入力したときのウィンドウが開きます。
ここでAudio欄を見ると、最初は無かったVoice Filenameに音声ファイルの名前が入っています。
音声ファイルはこのように、CK側で勝手にファイル名が決められてしまいます。
下欄のVoiceTypeに一行だけボイスタイプが入っています。これはセリフに設定したConditionsからCKが探し出した、音声ファイルを用意すべきボイスタイプの一覧になります。今回の場合はミラベルのボイスタイプ「FemaleUniqueMirabelleErvine」だけです。音声ファイルを置く場所もPathのところに表示されているので、それにしたがって音声ファイルをおきましょう。ちなみに音声ファイルが存在していれば、この欄の各ボイスタイプの行をダブルクリックすると音声が直接確認できます。
音声ファイルの名前とPathをメモしたら、この画面はキャンセルボタンで閉じます。

音声ファイルの置き場は一般に「Data/Sound/Voice/Modのファイル名/各ボイスタイプ」になります。音声ファイルの名前も一般に「Quest名_Topic名_ID_行数」となります。一度登録したセリフを異なるTopicへ移動させたら、音声ファイルの名前が変わりますので気を付けてください。



ミラベルの「大丈夫ですか?歩けますか?」の音声ファイルは「mg06_mg06stage99branchtopi_0004d863_1.fuz」です。これをコピーして自作セリフのQuestが指定したフォルダに置き、指定のファイル名に変更します。
今回の場合は上図のようになります。



同様にして、「お願いです、起きて!お願いだから立ってください!」というセリフもまったく同じConditionsで登録しました。Randomにチェックが入っているので、プレイヤーが死んだらどちらかを言ってくれるはずです。タイミングさえ合えば。
「Houres until reset」はゼロのままで問題ないと思われます。このセリフを聞いたら間近のセーブまで巻き戻されるので……。



今際の際に言ってくれるかテストします。
ちょうど死んだところですが、遠くのほうでミラベルが「大丈夫ですか」と言っているのが聞こえた気がしました。

やや特殊な例からはじめてしまいましたが、他のセリフについても同様の手順でセリフの登録を行っていきます。条件付けに迷ったときは、「DialogueFollower」のセリフのConditionが参考になります。
例えば、「Idle」のセリフでRandomにチェックを入れても、もう少し自発的おしゃべりの頻度を下げたい時。Conditionsに" GetRandomPercent "で「26」未満の設定を加えると、数値上では普段より75%程度、頻度を抑えることができます。体感できるかどうかは分かりませんが。セリフのリセット時間の設定と合わせてうまく調整すれば、適度なおしゃべりの頻度にできるでしょう。

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UNI
Skyrimで遊ぶのも、CKで改造するのも好きなファンタジー好きです。
戦闘苦手で難易度は基本EASY、慣れてもNORMAL程度。 アンデッド恐怖症なので、ノルド遺跡探索が辛い……。

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