【Branch】
- Random:子要素をランダムにひとつ選んで実行。子要素が終了すればBranchも終了。
- Sequence:子要素を上から順番に全て実行。最後の子要素が終了すればBranchも終了。
- Simultaneous:子要素を全て同時に実行。どれかひとつの子要素が終了すればBranchも終了。他のBranchと比べて扱いが少々難しい。定かではないが、同時に終了しうる子要素が複数存在する場合、上にあるBranchやProcedureが優先実行&終了される傾向がある気がする。
- Stacked:子要素を上からチェックしていき、最初に条件が合ったものを実行する。
【Procedure】
- 物理的な行動を伴うフィジカルなタイプ(Travel等)と、物理的な行動を伴わないメンタルなタイプ(Find、Wait等)がある。
- Simultaneousでは、メンタルなタイプだけ、あるいはフィジカルなタイプ1個とメンタルなタイプ1~複数個を同時実行させるのが一般的。フィジカルなタイプ同士の同時実行はできない。もしくはどっちつかずの煮え切らない動きになってしまう(組合わせ次第で有効活用できる場合もあり)。
- 明確な終了があるもの、特定の設定値や条件によって終了があるかないか決まるもの、終了が存在しないものがある。
- Procedureの中には、自分や指定された対象に特殊なPackageを一時的に強制適用するものもある(Escort等)。
- 必要なパラメータが「Public Package Data」の項目で満たされていないと、エラーが出たりNPCのAIが正常に動かず棒立ちになったりする。
【BranchとProcedureの設定】
- Success Completes Package:Procedure用。多分そのProcedureが終了したら、親Branchの実行が終了する。終了の存在しないProcedureには出ないことも。Sandboxにはこのフラグが出るが、終了しないタイプなのでチェックを入れても意味がないかもしれない。
- Repeat When Complete:Branch用。Branchが終了すると、そのBranch内の処理を繰り返す。
- Run Until All Children Complete:Simultaneous用。子要素がすべて終了するまでBranchを終了しない。
【Flag Overrides】
各項目の左端の四角いボタンを押すと有効化。そのProcedureが実行されている時だけ、AI PackageのFlagsタブの設定を一時的に上書きする。
例えば"Procedure: Sleep"のFlag OverrideでAllow Idle Chatterのチェックを外すと、寝ている時だけ独り言を言わなくなる。
Overrideの設定を無効にするときは、もう一度四角ボタンを押して必ず項目を暗転させる。
SimultaneousのBranchでも設定ができる。
いくつかのフラグは、思惑通りにOverrideしてくれなかったり、機能してくれなかったりします。使い方にコツがあるようなので、設定する際はご注意ください。