ドラクエの職業やFFのジョブみたいに、職業で戦闘中の行動や通常時の行動を決められるフォロワーシステムを作ってみようと思いました。
「
フォロワークエストの自作」で、めでたく土台はできたのですが……できたんですけど……。
激しい戦闘シーン? いいえ、ただの仲間割れです。
プレイヤーは主観視点でマーキュリオの後ろから観察しています。メンバーは、マーキュリオ、セロ(ファイアボールの杖)、ラリス(アージダルのアルカナの指輪)、ヴェレス隊長(アイスストームの杖)、自作フォロワー(炎のマント)、自作フォロワー2名(ドヴァキン風シャウト使い)。誤爆を目的としたパーティー編成です。
仲間割れが発生したら、素手で殴りあうという処理を試しているのですが、なかなかうまくいきません。2、3割くらいで処理に失敗し、一部のフォロワーが刃物沙汰を起こします。
すぐに戦闘をやめる処理に変えればまだましになるのですが、殴りあう姿も血の気が多い冒険者らしくて捨てがたい。
一応、敵相手の戦闘シーンもこれと同じかそれ以上に激しいです。戦闘中この面々の前に出たら、戦う前に誤爆でプレイヤーが死亡するんじゃないかという激しさ。ところが意外にも、フォロワーからの攻撃ではいっさいダメージを受けていないことが分かりました。
フォロワーが使う炎のマントも、自分に敵意を持っている相手にしかダメージを与えないようです。戦闘が終わればマントもすぐにしまいます。
ターゲットをとっている相手にしかダメージ当たらないようになっているのかもしれません。そうでないと、敵同士でも仲間割れが起きまくりそうですから。
ただ、戦闘終了と同時に放たれた攻撃は、当たります。攻撃するはずだったターゲットが死んだときも、もしかしたら当たるのかも。タゲを失った弾速の遅いアイスストームがこれを頻繁に起こします。
時折フォロワーが炎のマントをしまい忘れることがあって、隣りに立っていた別フォロワーを燃やし、喧嘩になることもありました。
この件を一段落させるまで、先の作業に手をつける余裕がありません。しょっぱなから変なこだわりができてしまいました。
ブリストバック洞窟で誤爆テストをしていると、おのずと誤爆しやすい攻撃法も分かってきます。いえ、大体想像通りなんですが。
シャウト使いのフォロワーが、他フォロワーのひんしゅくをかっている図。
喧嘩は「5秒」のみ許可しているので、相手との距離が開いていれば殴りに行くまでに時間切れで仲直りします。
氷晶シャウトが一番危ない。
範囲攻撃なので、敵味方が密集しているところに放たれると大変面倒です。
仲間割れ発生が明らかな状況では、もう当分凍ったままでいてくれと願うこともしばしば。
何人固められているかお分かりでしょうか。このうち固められている敵は1体だけです……。
(相変わらず怪しい英語を書いています)
素の状態では、マーキュリオさんも結構誤爆率が高い。
魔法使い系のフォロワーはあまり雇ったことがないので、初めて知りました。誤爆テストの際には意識的に連れて行くことにします。
ドヴァキン二人を相手に殴りあうセロさん。
戦闘終了後、「アズラに呪われろ!」「たった…それだけか!」とおもむろに喧嘩が始まります。
こういうのも変ですが、殴りあう仲間の姿を見ているとなんとなく癒されます。通常だとフォロワー同士のコミュニケーションってないだけに。
喧嘩のテストプレイをしつつ、職業制でフォロワーの行動をどう管理していくか考えることにします……。
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