ウィンドヘルムの宮殿を出て、ナイトゲート経由でホワイトランへ戻るつもりでした。
ところがあまりの寒さに、宮殿から町の門までのわずかな道のりを歩き通すことができません。凍え死にそうになりながら、キャンドルハースに避難。暖をとります。
結局町を出立できたのは、午後も遅く。朝から吹雪いていた天気がようやく快方に向かい始めた頃でした。
日はすぐに落ちて、街道は真っ暗。そんな中、さらに闇濃い茂みの影から突然強盗が現れたので肝を冷やす。あまりの暗さに、話しかけてきた強盗がどこに立っているのか分からなかったほど。
このままでは夜道が危険すぎるので、「Wearable Lanterns」を導入してみました。腰につければ戦闘の邪魔にもならず、とても便利。
さて、これで足元は見えるようになった。しかし相変わらず一寸先は闇状態。積もっている雪と再び悪くなってきた天候のせいで、街道を見失いました。夜に旅をするもんじゃないですね。
道はどこだと心細くなりかけた頃、川の対岸に焚き火の炎が見えました。助かった。アンガの工場近くの無人キャンプですね。
体温も下がりきって凍えていたので、大急ぎでキャンプの準備をしました。
翌朝明るくなって、川を下ったところにアンガの工場が見えました。プレイヤーが薪割りで稼いでいる間、ドヴァキンにはここで待っていてもらいましょう。
最近、戦闘で彼に助けられることが多くなり、報酬も払わず連れ回しているのが申し訳なくなってきました。一日二食の食べ物はあげてるんですが(MODのおかげでちゃんと食べてくれる)。
今後は傭兵みたいに、ちゃんとお給料を払ってあげるつもりです。一日10ゴールド食事付き、ダンジョン探索は100ゴールドの追加料金みたいな感じで。
ドヴァキンに給料を払うためにも、何よりもまず空っぽになっている財布のためにも、アンガの工場で張り切ってお金を稼がねばなりません。
まずは工場主のアエリさんに挨拶。するとドーンスターの首長あての手紙を頼まれました。
帝国との戦争のため、大量の材木の注文を受けていたようです。おまけに兵隊も出せとか。頼まれた手紙には、材木は出せるが兵士は出せないという断りが記されていました。
ミックスウォータのギルフレさんも愚痴っていましたが、働き手を兵隊に出したら誰が矢を作る木を切るんでしょうね。
アンガの工場では、愛想のいい従業員と愛想の悪い従業員が働いていました。ウィンドヘルムはすぐそこですが、ダンマーだからといって差別されることはない様子。あの町だけ特殊なのか。
風は凍りつくように冷たいものの、マントを被ったまま薪割りするのもなんですので、脱ぎました。
二時間で体温が凍死レベルまで下がる……。
慌ててキャンプに戻ったら、「もうギブアップ?」とばかりにドヴァキンがこっちを見ています。吹雪の中でも半裸の鎧を着ているようなノルドと一緒にしないでくれ。というか、後ろのカニは君が仕留めたの?
この調子では、ウィンターホールドには行けそうにない気がしてきました。Frostfallの設定を初心者用に変えたほうがいいかもなぁ。でもこの厳しい寒さもスカイリムらしいんだろうなぁ。贅沢な悩みです。
滞在していたキャンプからふと川上に目をやると、あろうことか白骨死体が流れてきました。どういうことだ。
骨を土手に引き上げて、流れてきた方角を確かめます。滝の後ろに樽が見える。近づいてみると小さな金庫も見つけました。中には宝石が二粒と少々の金貨。金品には手をつけないでおきましたが、こんな場所があったなんてはじめて知りました。
結局この日の残りは、毛皮のマントを羽織って薪割りを続けました。400ゴールド少々。これでホワイトランまでの宿代と食事代は十分かな。
翌日は快晴。川沿いを西へ向かいます。針葉樹の林が綺麗だな。
夜までにナイトゲートにたどり着く予定。
道中、アイスウルフに遭遇。案の定、雨男のドヴァキンがストームコールを発します。
せっかくの晴れが……。
おまけにプレイヤーは負傷し、狼から病気をうつされてしまいました。
明るいうちにナイトゲートへ到着。宿はずいぶん寂れているようです。前払いで長期滞在している客がいなければ、つぶれそうな雰囲気。常連だというフルサイムじいさん(カタナ持ってる?)は、どこから宿に来ているか謎。家に帰る様子もありません。
宿代を払い、主人から二人分の食料を買い込んだら、財布がまた軽くなりました。今夜ドヴァキンに10ゴールド払ったら、もうホワイトランで宿はとれないかも。
宿の内装は自前でちょっとだけ手を入れてみました。CKで編集する前に宿に一度入っていたせいか、移動させたはずの小物だけが元の位置に散乱してました。
それにしても重関節症がきつい。宿の周りを回って薬になるものがないか探しましたが、収穫なし。このまま症状が進めば、まともに歩くのも難しくなります。宿の近くに聖像ってあっただろうか。
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