ギルフレさんから薪割り代をしっかり稼ぎ、翌日の昼過ぎ、ウィンドヘルムへ向けて出発しました。
昨日のサーベルキャットの死体をやり過ごし、道なりにしばらく歩くと、対岸に気になる民家が見えてきました。ちょっと時間があるし、寄ってみようかな。
うわあ! 昨日はサーベルキャット、今日はクマですか!
スカイリムに平和はないようです。
クマパンチを受けて逃げ惑っているうちに、またしてもドヴァキンが助けてくれました。さすがヒーロー。
そういえば以前、カーススパイアー洞窟でドヴァキンのCombatStyleを確認していたんですが、こちらをしつこく追いかけ回してくるフォースウォーンに苦戦していました。体力も残り少ないしゴッドモード発動しようかとキーボードに手を伸ばした矢先、突然目の前の敵が炎に包まれて崩れ落ちたんです。えっと驚いて視線を移すと、こちらに体を向けていたドヴァキンが、再び交戦中だったブライアハートに向き直る瞬間が見えました。フォロワーって、自分が別の敵と戦っていても、プレイヤーに危険が迫ると援護を優先させるとかあるんでしょうか。それとも偶然かな。
あの時は感動のあまり、ブライアハートと戦い続ける彼の背中をしばらく見つめてしまいましたよ。一瞬の出来事だっただけに、SS撮り逃したことだけが悔やまれます。
で、えっとなんだったっけ?
そうそう、川向こうの民家だ。残念なことに、住人は捕食された後みたいでした。
鍋にはカニのハサミとリーキが入っていて、昼ご飯を作ろうとしていたところで自分が昼ご飯になったってオチのようです。
スカイリムって毎日がサバイバルなんだな。
夕方近く、ウィンドヘルムへ到着。北へ向かうにつれて天候は急激に悪化し、吹雪になりかけています。
町に入って早々、ダンマーの女性が寄ってたかっていじめられてました。戦争に非協力的な彼女達に嫌味を浴びせているようです。
そんな彼女曰く、内戦は私達の戦争じゃない、とのこと。強そうなノルド相手にたいした気丈さです。
前回の頑固者ノルドプレイでは先の二人と一緒になって悪口を浴びせ、ダンマーの女性にブチ切れられるRPをしました。今回はプレイヤーもダンマーですから、とりあえずロルフは殴っとく流れでいきます。売られた喧嘩は残らず買うぜ。先人の憤怒ってパワーも持っているダンマーは、燃えやすい体質みたいなんで。
それにしても、ライティングMODで宿が暗い。窓を背後に戦わないと、ロルフの姿を見失ってしまいそうです。
数分後、こうなってました。暗がりの中、ロルフと間違って、ジョラさんを殴ってしまった……。 狭い宿だった上に、外野も多かったからなぁ。
それにしてもここの囚人服、ヘルゲンで着せられた囚人服よりボロボロですね。
牢屋でしばらく反省し、外に出る頃には空腹でヘロヘロになってしまいました。キャンドルハースホールに戻ればまたロルフと喧嘩になりそうだし、そもそも女将さんもダンマー嫌いらしく嫌味を言ってきたので、おとなしく灰色地区の酒場へ直行。
ダンマーというだけで、親切に歓迎されました。ノルドをお供に連れているのに。とはいえこの酒場、二階に堂々と帝国軍の鎧が置いてあったり、階段下にスクゥーマが隠してあったりして、なにかとやばそうな場所ではあります。あんなのロルフに見つかったら、即通報されそう。
酒場の裏にベッドロールを置かせてもらい、再び街へ繰り出しました。市場はダンマーでも歩きやすい開放的な場所です。
忘れないうちにホワイトファイアルへ寄って、クインタス君にソンダスさんからの手紙を渡します。お店に入ったら、クインタス君は自分の師匠に病身で無茶をするなと説教中でした。無鉄砲な師匠を持つと弟子は苦労しますね。
市場でいくらか買い物をしたおかげで、所持金が6ゴールドになってしまいました。幾つか符呪防具が売ってたものでつい……。こちとらドヴァキンの従者ですから、将来強い武具を作ってあげられるよう符呪も覚えなきゃいけませんからね。
深夜、誰もいなくなった鍛治場でせっせと内職。ここに来るまでに掘り出した鉱石を加工して、ダガーや首飾りを作成です。仕事が終わると、真っ暗な路地を通って灰色地区の酒場へ戻り、就寝。
ウィンドヘルムの滞在は、あまり楽しいものではありませんでした。
翌朝出発前に、ウルフリックに挨拶をしに行きます。レイロフ君が生きていることだけでも伝えようと思ったんですが……。ガルマルさんとの会話が長いよ、首長。結局待ちくたびれて、何も言葉を交わさないまま王宮を後にしました。
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