薪木の月27日。
改めてロリクステッドへ出発です。
出発早々、はぐれマンモスを見つけます。これ殺しちゃったら密猟になるんですよね。牙は本当にいい値段で売れたんだけどなぁ。
しかしこんなところにマンモスがいたら、旅人の安全が危険にさらされるかもしれない云々。
欲に目のくらんだ人間は恐ろしいものです。
ドヴァキン二人をマンモスにけしかけてみました。魔法戦士タイプの姐さんの方は、レベルが低いとたいした魔法が使えないので、どうしても盾持ちの脳筋タイプより弱くなってしまいます。
フォロワー同士の誤爆設定を忘れていたため、マンモス戦の後、ドヴァキン同士が喧嘩をはじめてしまいました。止められないわ。絶対自分には止められないわ。シャウトを撃ちあう二人の間に入って仲裁なんて、絶対したくないわ。
この後も何度か二人は喧嘩をしましたが、必ず脳筋が勝ってました。シャウトを撃つ確率、脳筋の方が高いようです。魔法とシャウトって、同時には使えないのかな。負けっぱなしの姐さんがちょっとかわいそう。
ロリクステッドへの道のりは、街道を横目にちょっと寄り道しながら行くのが楽しいです。平原には記念碑や、小さな祠があったりして、旅の安全にお供え物をしてみるのも一興。
これはゼニタールの祠かな。なんだかお地蔵さん感覚で点在してますね。実際そうなのかもしれません。
ステンダールの祠もありました。近くで巨人さんが散歩しているような場所です。
Ajjal、お供え物は取っちゃダメ!
道から大きく外れて平原の様々なロケーションを楽しんでいたら、ドヴァキンがおもむろに地図らしきものを取り出し、確認するかのような行動をしていました。FLPでの自由行動ですが、狙い澄ましたように状況にピッタリあった仕草をされるとドキッとします。
いくら方向音痴でも、ホワイトランの平原で道に迷ったりしないから。もう散々、以前のプレイで迷いまくって自分ちの庭みたいに歩き慣れてるんだから、信じて!
平原で途方にくれているのは、かつての自分だけではなかったようで。
クエンティン・シピウス特使という人が、何もない場所にぽつんと佇んでいるのを見つけました。
ドヴァキン達が目に見えない机に手をついているので、もしかしたら帝国軍の野営地が設置される予定の場所なのかな。
もっとあちこち寄り道したかったのですが、日が傾いて来たのでロリクステッドへ直行。
畑の向こうに、自作のローキルの家が見えています。他の改造が忙しくて、ずっと放置したまま。しかも入れたいと思っている村拡張MODと場所が被ってるので、作り直さなきゃいけないという状況がさらに放置に拍車をかけてます。
ロキール、CKチュートリアルのネタによると、享年28才だとか。やっぱりまだ若かったんですね。
宿屋フロストフルーツ。スノーベリーのリースがあちこちに飾ってあります。バニラの宿はどれも同じに見えるけど、実はちゃんと特徴を出していたんだと、CKで改装している時に気づきました。本当に、微妙なくらいささやかな違いですけど。
エリク君はまだ冒険者にはなってません。関わるとどうしても、夢見る若者をそそのかしてしまった感が拭えないもので。こちらがもっと強くなったら、冒険に誘おうかな。強そうな冒険者と一緒に行くなら、ムラルキさんも少しは安心できるかもしれないし。
翌日、ファルクリース方面へ向けて少々道を引き返し、サンガード砦付近へと出ました。この砦も山賊が巣食ってしまってます。近くをすり抜けようとすると矢を射かけられたので、砦の裏手を通ることに。
砦の裏手には熊がいました……。
大丈夫、大丈夫。刺激しないよう素早く静かに動けば、怖くない。
姐さんもAjjalも、上手にこちらのすぐ後をついて来てくれました。
……もう一人のドヴァキンはどこ?
遅れて走ってきたドヴァキンが、思いっきり熊を刺激してくれました。
Ajjalは逃げ出し、こちらも慌てて武器を取り出しますが、いち早くドヴァキン達の氷晶二重奏が熊にヒットしました。斜面の上で固められた熊はそのまま下へ転がり落ち、間合いがあいたところで袋叩きです。
熊、そろそろ怖がらずに倒せる相手になってきたのかも。
山へわけ行ったところで地図を確認してみると、バイルガルチ鉱山はリーチ領内になってます。ファルクリースのシドゲイル首長、リーチの山賊を利用してなにをやっていたんだろう。遊んでいるふりして、裏ではかなり抜け目なく動いている人っぽいから、報酬をちらつかせて行きずりの冒険者を手玉に取るなんてわけないんでしょう。知らない間にリーチの首長を敵に回していたら嫌だな。
鉱山へ続く道を探しながら、あちこちさまよいます。フェアリーサークル発見。このキノコはAjjalにとらせよう。
鉱山はすぐ近くなのに、山が邪魔でなかなか思った場所へ行くことができません。
岩の斜面を無理やり進むと……。ここは絶対に鉱山ではないですね。
途中で見つけた狩人さんのキャンプ。近くに魔術師が見張りをしている洞窟がありますが、誰にも道を尋ねられないのがつらい。
Ajjalがまた服を脱いでいます。この現象、早く直してあげないとな。
ウロウロしている間に街道へ出ましたが、ここ午前中に同じようにしてさまよい出た場所と同じです。どうしよう。本格的に道が分からない。
夕暮れ時、ようやくバイルガルチ鉱山を発見しました。この道を行けばよかったのか。
鉱山にいたのはオークの山賊団。……山賊ですよね。鉱山の所有権目当てだったシドゲイル首長に騙されて、罪のないオーク達を一掃しちゃったとかではないよね……?
鉱山の奥にいた頭目は、二人のドヴァキンにさっくり倒された挙句、ネコに身ぐるみはがされました。あまりに不憫だったので、せめてベッドロールの上に遺体を移動させておく。
鉱山を一掃する頃には、とっぷり夜も更けていました。
ふう。ドヴァキンを二人連れるようになってから、自分自身が戦う機会が減ってきています。レベルの上がり方が遅い。背後からシャウトの誤爆を受けるのが怖くて前に出るのを控えていたけど、これじゃいけませんね。
二人ともシャウトの狙いは正確だから、こちらは下手に動かなければ風圧でちょっとよろめくだけですみます。プレイヤーは敵が近づいてくると怖くなってちょろちょろ逃げる癖があり、結果として魔法の照準は定まらないわ、武器は空振りするわという情けない戦い方しかできません。どっしり構えた戦いを身につけるには、ドヴァキン師匠を背後に置くというのはいい考えかもしれませんね。
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